ホンダ新型「“ちょうどいい”ミニバン」早くもめちゃ売れ！ 目標の約6倍をドカンと受注！ 新型「フリード」何がいい？

ホンダ新型「フリード」の受注が約3万8000台となったことが明らかになりました。新型フリードが売れている理由とは何なのでしょうか。

■目標の約6倍!? 人気の理由は？

　ホンダは、コンパクトミニバン「フリード」を8年ぶりにフルモデルチェンジし、2024年6月28日に3代目モデルを発売しました。
　
　発売から約1カ月後となる7月27日時点での累計受注台数は約3万8000台となり、月間販売計画（6500台）の約6倍となる好調な立ち上がりとなっています。

　新型フリードは、歴代モデルが培ってきた「ちょうどいい」をさらに進化しており、扱いやすいサイズと使い勝手の良さ、走行性能が向上。

　アウトドア感を強調したクロスオーバースタイルの「CROSSTAR（クロスター）」に加えて、新型モデルでは上質でシンプルな「AIR（エアー）」が加わり、異なる世界観を表現した新型フリードが選択できます。

　なお、どちらにも3列シート仕様が用意されているうえ、クロスターでは2列シート仕様も選択可能です。

　内装は水平基調で、ノイズレスな視界を確保。運転のしやすさはもちろん、乗員全員が開放感を感じられる車内を実現しました。

　さらに、シートアレンジの使い勝手が向上し、車内のウォークスルーがしやすくなったほか、3列目シートは座り心地の良さを維持しながらシートの軽量化と構造部の薄型化をおこない、跳ね上げしやすいような工夫が施されています。

　加えて、リアクーラーの採用やリアクォーターガラスの面積を拡大するなど、2列目・3列目の乗員の快適性も向上しました。

　パワートレインは、フリードとして初めて1.5リッターエンジンとホンダ独自の2モーターハイブリッドシステムを組み合わせた「e：HEV（イーエイチイーブイ）」を搭載したほか、1.5リッターガソリンモデルも設定。

　駆動方式は、ハイブリッドモデル、ガソリンモデルともに2WDと4WDが選べ、4WDは雨天時や雪上走行時などで安定して走れる「リアルタイム4WD」を採用しました。

　新型フリードの受注の内訳では、約7割の人がエアーを選択しており、e：HEVを選択する人は8割を超えています。

　もっとも人気のグレードは「e：HEV エアー EX」（55％）、次いで「e：HEV クロスター」（25％）、「エアー EX（ガソリン）」（11％）となりました。

　駆動方式は、2WD（FF）が85％と多くを占めています。

　新型フリードを購入した人は、先代フリードや軽自動車、コンパクトカーなどからの乗り替えを中心に、ファミリー層、単身層を問わず幅広いユーザーが中心だとホンダはいいます。

　また、e：HEVならではの低速域からの力強い走りと、財布にやさしい低燃費性能や、水平基調でノイズレスな視界、取り回しのしやすいボディサイズの中に使い勝手の良い室内空間を実現したパッケージ、1列目から3列目まで自由に車内を移動できるウォークスルーできることなどが、購入者から評価されているとのことです。

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　新型フリードの価格（消費税込）は、エアーが250万8000円から327万8000円、クロスターが281万2700円から343万7500円です。