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トヨタ新型「“4人乗り”ヴェルファイア」まもなく登場!? 贅沢すぎる「豪華内装」に熱視線! 最上級「スペーシャスラウンジ」発売はいつ?

くるまのニュース / 2024年7月31日 17時10分

「ジャパンモビリティショー2023」で大人気だったトヨタ車体のコンセプトカー「ヴェルファイア スペーシャス ラウンジ コンセプトカー」の発売はいつになるのでしょうか。コンセプトカー開発の背景から予想します。

■運転も楽しみたい豪華絢爛4座のヴェルファイアに期待大!

 2023年10月に開催の第1回「ジャパンモビリティショー 2023(JMS2023)」で出展された数多くのコンセプトカーのうち、大注目を集めた「ヴェルファイア スペーシャスラウンジ コンセプト」。
 
 衝撃の登場からまもなく1年が経過しようとしていますが、その後市販化はどうなったのでしょうか。

 ヴェルファイア スペーシャスラウンジ コンセプトは、アルファード/ヴェルファイアの製造も担当するトヨタ車体が参考出品車として世界初出展したものです。

 ベースモデルの7人乗り3列シートレイアウトを改め、4人乗り2列で、後席をキャプテンシートとしたショーファードリブン仕様となっています。

 後席はベースモデルより約500mm長く、広大な足元空間を確保したうえ、乗り心地を追求した専用のシートを採用。専用のじゅうたんを敷き、靴がおけるフロアトレイも備えています。

 また、移動中に車内でのリモートワーク(プレスリリースでは「執務」とも表現)やWEBミーティングができるよう大型ディスプレイにテーブル、各部に電源を装備し、多忙なビジネスマンや経営者をサポートしています。

 さらに、リアシートのヘッドレストにスピーカーを備え、臨場感あふれるオーディオシステムを装備したり、前席と後席の間には間仕切りカーテンを備えるほか、ラゲッジには専用のハンガーバーを装備して、オン・オフの両面に対応した贅を尽くした仕様となっています。

 ボディサイズは、全長4995mm×全幅1850mm×全高1945mm×ホイールベース3000mmとベースモデルと全く同じ。

 室内長3005mm×室内幅1660mm×室内高1360mmというスペックも同じです。

 なおパワートレインについては、展示車両のリアに「PHEV」のエンブレムが装着されていたものの、詳細は明らかになっていませんでした。

 トヨタが新型アルファード/ヴェルファイアの発売を発表したのは2023年6月で、JMS2023の開催前でした。

 この発表は、モデルチェンジを待ち望んでいたアルファード/ヴェルファイアオーナーを筆頭に、当然のごとく大注目を集めました。

 またJMS2023の開催4日前、10月19日には、レクサス「LM」の発売がアナウンスされました。

 レクサス LMは、言わばアルファードのレクサス版で、4人乗り版を主体としたショーファードリブン仕様です。

 先代アルファードには、2017年12月に発表された4人乗りモデル「ロイヤルラウンジ」がありましたが、新型アルファードには4人乗りが設定されず、いまのところ3列シート仕様のみのラインナップとなっています。

■ヴェルファイア極上4座モデルの発売はいつ?

 トヨタ・レクサスの高級ミニバン3モデルは、運転手付きで乗るのがLM、アルファードはラグジュアリーさを打ち出したどちらかといえば後席重視のモデル、ヴェルファイアは運転も楽しみたい人にも向けて、ドライバーズカーの要素を強めに出しているモデルという棲み分けがあります。

 このためヴェルファイアに4人乗りモデルを設定すると、LMと競合が発生してしまいそうです。

専用設計の大型独立シートを備える新型「ヴェルファイア スペーシャスラウンジ コンセプト」の贅沢な後席専用設計の大型独立シートを備える新型「ヴェルファイア スペーシャスラウンジ コンセプト」の贅沢な後席

 しかしながら、運転手を抱えている経営者やビジネスマンでも、運転好きは少なくなく、ときには自分で運転したいという人もいます。

 また運転手を抱えていなくても、贅沢な装備が充実した4人乗りのヴェルファイアを所望する人は少なくありません。

 そんなマーケットを見据えたのか、トヨタ車体は、トヨタは新型アルファード/ヴェルファイアの開発段階から目をつけて4人乗りヴェルファイアを開発し、JMS2023にコンセプトカーの出展を決めたのでしょう。

 スペーシャス ラウンジの名称は、2022年8月31日にトヨタ車体が商標登録を済ませていることからも、その背景がうかがわれます。

 トヨタ車体は、トヨタグループの中核をなすボディ製造会社で、製品の開発から生産を行っています。

 トヨタのミニバン、アルファード/ヴェルファイア、「ノア/ヴォクシー」「グランエース「ランドクルーザー300」「ランドクルーザー70」、レクサス「LX」などが主な製品です。

 トヨタ車体が直接販売に関わっているのが特装車で、冷凍・冷蔵車などの物流を担う商用車のほか、ハイエースをベースにしたビジネス送迎車シリーズも製造・販売しています。

 したがってトヨタ車体が、ヴェルファイアをベースにしたショーファードリブンを開発・生産・販売することは、既存ビジネスの範疇内でできてしまうことから、そう遠くない未来に市販化される可能性も非常に高そうです。

 またその可能性を裏付ける事柄の1つが、豪華な室内装備のほかに高い注目を集めた「プレシャスメタル」と呼ばれるベースモデルにはない専用ボディカラーです。

 JMS2023開催時、トヨタ車体ブースのスタッフは「実はプレシャスメタルは海外仕様に設定されている色です」と話しています。

 また「可及的速やかにスペーシャス ラウンジをラインナップに入れていきたいと思っております。ご期待ください」とも話しており、出展されたコンセプトカーが、実際に販売される完成車と限りなく近い仕上がりといえそうです。

 さて、気になるのは「いつ販売されるか」です。

 今のところ、発売に関する情報は入ってきていませんが、ここまで記した事柄から予想すると、期待を込めて早ければ2024年秋、遅くても2025年春ではないかと考えられます。

 新型ヴェルファイア スペーシャス ラウンジが市販化されれば、受注台数に上限が設けられ、あっという間に完売してしまうことも十分に予想されます。

 気になる人は、早めに販売店へ声をかけておいたほうが良さそうです。

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