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“大渋滞エリア”が「信号ゼロ」に!? 北九州の「黒崎バイパス」が工事大詰め 国道3号またぐ「巨大橋桁」もついに出現!?

くるまのニュース / 2024年8月6日 16時40分

福岡県北九州市の市街地を、丸ごと信号ゼロで抜けていく「黒崎バイパス」が、最後の仕上げの工事に入っています。完成すればどう便利になるのでしょうか。また、工事はどこまで進んでいるのでしょうか。

■最後の「国道200号直結ランプ」が工事中

 福岡県北九州市の市街地を、丸ごと信号ゼロで抜けていく「黒崎バイパス」が、最後の仕上げの工事に入っています。
 
 完成すればどう便利になるのでしょうか。また、工事はどこまで進んでいるのでしょうか。

 黒崎バイパスは、北九州市中部の黒崎・八幡エリアの国道3号を、北側に並行してバイパスする道路です。

 国道3号は福岡市内と小倉をむすぶ東西軸にあって、生活交通と中距離交通が混在し、信号が連続して大渋滞スポットとなっていました。

 黒崎バイパスは1998年に着工。西側の陣原から徐々に開通していきましたが、最後の工区、JR鹿児島本線をまたぐ東端部が国道3号とつながっておらず、ポテンシャルを発揮できていない状況でした。

 しかし2023年3月、ついにその部分が開通。陣原から春の町まで、まるごとノンストップで通過していけるようになりました。酷いときは通り抜けに20分や30分もかかっていたのが、バイパス経由でわずか10分に短縮。現道の国道3号も、交通量の減少で平均13.7分となり、ばらつきも小さくなっています。

 さて、最後の仕上げ区間として現在進められている工事が、JR黒崎駅西側で南下する主要道路「国道200号」へ黒崎バイパスから直結する「黒崎西ランプ」の建設です。

 黒崎西ランプは、黒崎バイパスの黒崎北ランプから南へ分岐し、国道3号をまたいで国道200号へ下りていきます。筒井町交差点の信号待ちも無く、九州道の八幡IC方面へ南下していけるようになります。

 その黒崎西ランプも、最初の大工事が一段落しました。7月26日には国道3号をまたぐ橋桁架設も完了し、国道200号側の橋桁架設や、橋桁に付随する点検用足場設置などが続けて行われているところです。

 残る大工事は、JR鹿児島本線をまたぐ橋桁の架設です。こちらも同様に深夜しかできない作業で、大型クレーンなど重機を動員して、「一夜にして橋を架ける」という大工事になっていきます。

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