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トヨタの「凄い2人乗り スポーツカー」現る! 斬新グリル×ド迫力エアロ採用!? 見た目じゃ分からない…謎の「4509GTR」の正体とは

くるまのニュース / 2024年8月5日 7時10分

発売終了から20年以上経過しているにも関わらず、未だに高い人気を誇るのがトヨタA80系「スープラ」です。そのスープラを大幅にカスタマイズしたコンプリートカーが中古車市場に登場し、注目を集めています。

■オリジナルの原型が皆無 すべてが刷新されたコンプリートスープラ

 世の中には様々なクルマが存在します。なかにはユーザーが元々の見た目を大きく変えるカスタマイズをすることも。

 今回、いまでも世界中で高い人気を誇るトヨタ「スープラ(80系)」をベースにした凄いクルマが発見されました。

 トヨタのフラッグシップモデルスポーツカーとして、高い人気を誇るのがハイパフォーマンススポーツカーの「GRスープラ」です。

 そのGRスープラに負けない人気を誇るのが、先代モデルである4代目スープラのA80系になります。

 A80系スープラはトヨタのフラッグシップスポーツカーとして、他に類を見ない技術を採用し、大いに注目を集めました。

 ボリューム感のあるマッスルボディに組み合わされる大型のリアウイングは、当時は最大級の大きさでかなりのインパクトを誇っていました。

 また、パワートレインの3リッター直列6気筒エンジン「2JZ系」は、ターボモデルでは500psをゆうに超えるポテンシャルと耐久性を秘めており、現在でも名機として受け継がれています。

 そして、ドイツのゲトラグ製6速MTを採用するなど、話題性にもおいても一級品のクルマでした。

 そんな、A80系スープラのフルコンプリートカーの中古車が、中古車サイトに掲載されて話題になっています。

 今回の個体は、岡山県でカスタム車両を中心に取り扱っている「エクスカーズ」が掲載しているもので、1995年式の自然吸気仕様となるSZにです。

 最大の特徴はスープラのデザインを全く感じさせないヴェルサイド製のフルコンプリート車「4509GTR」ということです。

 4509GTRの変更点は、フロント、リアのバンパーやフェンダー、リアウイングのみならず、ボンネットやドアパネルまで変更されることで、さらに迫力あるマッスルカーに仕上がりました。

 また、ヘッドライトとテールランプはアウディ「R8」を彷彿とさせるデザインになっています。
 
 アルミホイールも超大型の22インチ、ブレーキキャリパーも大型化されるなど、エクステリアに負けない迫力です。

 また、サスペンションは極限のローダウンに対応するため、エアサスに換装され、メンテナンスも容易になるようにエアサスコンプレッサー2基、エアサスタンク1基の仕様です。

 インテリアも大幅にカスタマイズされており、内装は天井を含めた全てをブルーのアルカンターラとレザーを組み合わせ張り替えしています。

 ほかにも後席シートを取り外した場所に、ウーファーを据えており、さらにラゲッジルームにもウーファー2発と音響アンプ、エアーコンプレッサーをセットしました。

 そして、音に反応してブルーのLEDが車内全体を照らす機能を搭載することで、他にはない車内の演出をしています。

 このように高いインパクトを誇る4509GTRですが、カスタムを行なった経緯についてエクスカーズの担当者は以下のように話します。

「当車両のオーナー様が当社のファンということもあり、全てのカスタムを任せたいと頼まれました。

 そこで、まずエアサス、ホイール、ブレーキから手を加え、ホイールもブレーキもオリジナルデザインの一点ものとなっています」

 また、カスタムについてのこだわりのポイントを前出の担当者は以下のように話します。

「今回のスープラは、スープラの中でもヴェルサイドのボディキットが組まれた日本でも数少ない車両です。

 中途半端なカスタムはできない為、やるならとことんバランスを突き詰めたものを作ろうと話し合い作成しました」

※ ※ ※

 今回のスープラのフルコンプリートカー、ヴェルサイド4509GTRの価格は応談になっています。

 今後も同じカスタムをするかどうかについては、エクスカーズとしては常に新しいものを出していく予定で、似たようなものを勧めることはないようです。

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