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水平対向エンジン×MT設定も!? 新型「スポーツ“クーペ”」公開! 旧車デザイン採用の「750馬力マシン」! 公道走行は“オプションで可能”な「RR1」とは

くるまのニュース / 2024年8月7日 15時10分

往年の「ポルシェ」ル・マンカーを思わせるレズヴァニ「RR1」とは、どのようなモデルなのでしょうか。

■全世界のメーカーがお手本にする「神の領域」!?

 アメリカの「REZVANI MOTORS」(レズヴァニモーターズ)が販売する「RR1」は、往年の「ポルシェ」ル・マンカーを思わせるクーペモデルです。
 
 全世界限定50台のみの生産だというRR1は、どのような「超・高性能」を誇るのでしょうか。

「改造車」という言葉をめっきり聞かなくなりました。

 代わりに使用されているのが、「チューニングカー」や「カスタムカー」という言葉です。

 ベース車種をいじり倒すという意味では広義の改造車で、一時期はメーカー自体もそれは御法度の雰囲気がありました。

 クルマに新たなパーツを付加したり性能をあげたりすることは、メーカーではなく「アフターパーツメーカー」の役割となり、独自の業界を作っていきました。

 しかし2000年代が進むにつれ、その雰囲気が徐々に変わっていきます。

 改造車とはうたいませんが「カスタム仕様」としてメーカーがカタログモデルを用意するようになり、自動車業界全体としてカスタム文化が栄えてきたのです。

 それを象徴するような例がトヨタの「GR」や日産の「NISMO(ニスモ)」でしょう。

 基準車以外に、GRやNISMOの名を冠しスポーツ指向の装備・味付けを行ったカスタムグレードを公式にラインアップしています。

 一方、カスタム業界の下地を作り上げてきたメーカーもあぐらを書いているわけではありません。

 メーカーとタッグを組んで開発を行ったり、より高性能・高品質化した独自のカスタムカーを製作したりと、メーカーが手を出せない過激なカスタムに磨きをかけています。

 むしろ、そのクルマの潜在能力を引き出すノウハウを持つアフターメーカーさえあります。

 ただ、あまりの完成度の高さに、アフターメーカーがなかなか手を出せないメーカー・モデルが存在するのも事実です。

 そのひとつがポルシェといえるでしょう。

 特にフラッグシップの「911」シリーズは、世界中のメーカー・アフターメーカーがお手本とするスポーツカーです。

 しかも、基準車以外にも「911ターボ」や「911 GT3」といったポルシェ自身によるチューニングカーがあります。

 しかも完成度が非常に高いため、911に手を出すということは、ある意味神の領域に触れるといっても過言ではありません。

 そのため、911をチューニングするアフターメーカーは、存在はしますが、圧倒的に少数となります。

■最新型「911」でも違和感を感じない「レトロ」なスタイリング

 しかし海外には、神の領域に踏み込むアフターメーカーが存在します。それがアメリカの「REZVANI MOTORS」(レズヴァニモーターズ)です。

 レズヴァニ「RR1」を見ると、どこか懐かしさを覚えるでしょう。

世界限定50台! スゴ過ぎるレズバニ「RR1」とは世界限定50台! スゴ過ぎるレズバニ「RR1」とは

 公式には「1970年代のレースカーにインスピレーションを得た」とうたっていますが、そのモチーフは、ポルシェ「935」とみて間違いありません。

 935は、ポルシェが製作したレーシングカー。伝統の耐久レース「ル・マン24時間レース」において、1976年・77年・81年に総合優勝を飾ったマシンです。

 911をベースに仕立て上げ、「911ターボRSR」の2.1リッター水平対向6気筒ツインターボエンジン(最高出力540PS)を搭載していました。

 ホワイトをベースに、赤・青・黒を帯にしたトリコロールラインのカラーリングも印象的なマシンです。

 RR1は、935の雰囲気を現代の911で再現しています。

 現行型の911(992型)をベースに、カーボンでボディを935風に再構築しています。

 グレードは、「RR1 550」「RR1 565」「RR1 750」の3種類が用意されています。3桁の数字は、そのまま馬力(HP)を表しています。

 ベースモデルも公表されています。

 550は「911 カレラS」、565は「911 GT3/GT3 RS」、750は「911 ターボS」がベースです。

 購入する際には、この3グレードのほかにもオプションを選択できます。

 トランスミッションは、PDK(AT)かMTかを選択可能。ただベースモデルに準ずるため、750はPDKのみのラインアップです。

 ショックアブソーバーも、注文者の要望に応じて選択・チューニングが可能とのこと。

 そのほか、ロールケージ/レーシングハーネス/ブレンボの高性能ブレーキ/ポリカーボネートのウインドウ/カスタムグラフィックのオーダーができるようです。

 そもそも前提として「サーキット専用車」の成り立ちですが、一般道の走行も可能な仕様に変更するオプションも設定されているといいます。

※ ※ ※

 神の領域に手を入れ神を再現したRR1は、全世界限定50台のみの生産と公表しています。

 往年の……とはいっても、現在でも非常に魅力的なボディスタイルではないでしょうか。

 しかも元は最新型の911なので、信頼性は担保できるでしょう。このマシンで湾岸道路を流してみたいものです。

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