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133万円! 日産が 新型「軽バン」発表! パワフルな「4WDターボ」や“5速MT”も設定! 仕事から趣味まで大活躍の「新型クリッパー」とは!

くるまのニュース / 2024年8月13日 8時10分

日産の軽バン「クリッパー」の改良モデルが2024年3月に販売開始されています。同車は一体どのような特徴を持つクルマなのでしょうか。

■日産の新型「軽バン」は何がスゴい?

 日産は、軽商用バン「クリッパーバン」および軽乗用バン「クリッパーリオ」に改良を施した新たなモデルを、2024年3月26日から発売しています。

 日産の展開する軽バンとは、一体どのようなクルマなのでしょうか。

 クリッパーは、2003年に初代モデルが登場した、20年の歴史を持つ軽バンのシリーズです。

 3月に改良して発売されたのは、2015年からラインナップされている3代目。

この3代目では、それまで採用されていた「クリッパー」という車名を変更し、「NV100クリッパー」として一新しました。

変更の理由としては、日産の新世代の乗り物(New generation Vehicle)を表す「NV」と、車格を表す「100」を組み合わせて、心機一転のスタートを図るということでしたが、2024年3月26日の改良を受けた新型では車名が再びシンプルな「クリッパー」へと戻され、“NV100”の名称を廃止。

お馴染の車名となってリスタートされたかたちです。

 改良ポイントとしては、新型クリッパーの商用モデルであるクリッパーバンおよび乗用モデルのクリッパーリオ両モデルともにトランスミッションを変更。

従来搭載されていた4速AT/5速AGS(オートギアシフト)が無くなり、代わってCVTが採用されました。

一方で、根強い支持の5速MT車は残され、クリッパーバンに引き続き設定されます。

また、オートエアコンやオートスライドドアを標準装備した660ccターボエンジン搭載モデル「GXターボ」をクリッパーバンに再設定。

 さらにクリッパーバンには、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)」や「踏み間違い衝突防止アシスト」をはじめとする先進安全技術を全車標準装備し、安全性能を向上させています。

 エクステリアは、デザイン自体は大きく変わらないものの、新色として「デニムブルー」「クールカーキ」「モスグレー」「スノーパールホワイト」を追加。

 商用モデルでありながら、豊富なカラーバリエーションを実現し、好みに合わせて選択可能となりました。

 そしてクリッパーリオでは、4WDの制御をフルタイム4WDから電子制御パートタイム4WDに変更。

 路面状況に応じて2WDとの切り替えが可能になるとともに、農地や山間部の未舗装路などで力を発揮する「4WD LOCK」モードが新搭載されています。

 くわえてLEDヘッドライトを全車で標準装備。夜間の視認性が向上し安全性が高まりました。

 またこちらもクリッパーバン同様にボディカラーが追加され、新色のデニムブルーとモスグレーが追加されています。

 この新型クリッパーシリーズの車両価格(消費税込)は、クリッパーバンが133万3200円から200万2000円、クリッパーリオが195万3600円から218万1300円です。

※ ※ ※

 日産クリッパーは、初代モデルは三菱から「ミニキャブ」のOEM供給を受けるモデルでしたが、2代目からはスズキ「エブリイ」のOEMモデルとなり、今回改良を受けた3代目も同じくエブリイのOEMモデルです。

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