全長2.5m! 100万円の「めちゃ小さな国産車」って最高! 旧車レトロ風の「丸目モデル」は1回の充電で“100km”走る! 新型「ミボット」まもなく予約開始
くるまのニュース / 2024年8月8日 17時40分
KGモーターズは、新時代の超小型モビリティ新型「ミボット」についての説明会を開催しました。車両の詳細とともに、今後のロードマップを紹介します。
■「めちゃ小さな国産車」って最高!
超小型モビリティを手掛けるKGモーターズは2024年8月8日、市販化を予定している新型「mibot(以下、ミボット)」についての説明会を開催しました。
KGモーターズは、広島市に本拠を置くスタートアップ企業で、Youtubeの自動車系チャンネルから発足したというユニークな経歴を持ちます。
そしてこのKGモーターズの開発している新型ミボットとは、1人乗りの超小型電気自動車(EV)で、その車名は「ミニマムなモビリティロボット」という意味が込められたもの。
最新の試作車のボディサイズは全長2490mm×全幅1130mm×全高1465mmと、軽自動車と比較しても圧倒的にコンパクトなボディが特徴で、この車体の中心に大人1名が着座する「センターポジション」という個性的な運転位置となります。
最高速度は60km/h、満充電での航続距離は100kmと、速度や行動範囲も現実的なもの。
しっかりエアコンも搭載しており、一年を通じて快適に乗車することが可能です。
また充電には家庭用電源のAC100V電源を使用した場合、5時間で満充電に実用性を備えます。
同車の車両重量は430kgで、自動車としては異例の軽さを実現。軽量のためエネルギー効率に優れ、高い環境性能を発揮します。
さらに登録は原付ミニカー規格となるので車検は不要。税金も安く抑えられることから維持費も安くなるなど、総合的なコストパフォーマンスの高さも同車の魅力です。
その一方で、KGモーターズはこの新型ミボットの安全性を向上させるべく高い開発コストをかけており、本来なら原付ミニカー規格には必要とされない“衝突実験”も実施。
小型モビリティのユーザーなら気になるであろう安全性能をしっかりと高め、通常のクルマとともに公道を走行することへの不安を安心へと変えることで、“持続可能な移動”を実現し、社会に求められるモビリティとなるよう作り込んでいると言います。
そんな新型ミボット外装は、どこか懐かしいレトロなデザインとなっており、フロントの丸目2灯のヘッドライトや、リアの片側4連テールレンズなど、名車と呼ばれる過去の様々なモデルを彷彿とさせるディテールが目を引きます。
それにくわえて、斬新な前後対称のボディや愛らしいコロンとしたスタイリングを組み合わせ、親近感を感じさせるエクステリアを完成させました。
またこの前後対称ボディには、フェンダーパネルを左右で共有することによる製造コスト削減など、様々な工夫も込められているとのこと。
さらに前後左右およびルーフのウインドウは、フロントとサイドはガラス製で、それ以外は丈夫なポリカーボネート製となっており、安全性や求められる役割によって細かく作り分けられています。
※ ※ ※
今回KGモーターズは、この新型ミボットの今後のロードマップについても発表。
2024年度内に量産試作車を約20台製作、2025年9月には工場をラインオフし300台から生産と販売をスタート、2026年度には本格的な量産体制に移行し3000台が作られる予定です。
また、2025年度の生産分は地元広島県と東京都に優先納車され、2026年5月頃からはサポート体制構築の上で、全国のそれ以外のエリアでの納車を開始します。
そして新型ミボットの車両価格(消費税込)は100万円で、別途送料や登録諸経費が必要。
すでに2024年3月にはモニター申込者を対象とした先行予約が行われたほか、8月内には一般予約も開始を予定しています。
またボディカラーは現在「イエロー」のみが公開されていますが、まずは3色の設定からスタートし、さらに追加していく考えだと言います。
※ ※ ※
このKGモーターズには、元々は大手国産自動車・バイクメーカーなど車両開発の第一線にいたという経歴のスタッフも珍しくなく、それゆえに新型ミボットのデザインや構造の作り込みは非常に本格的なものとなっています。
新たな時代のスタンダードを目指す国産超小型モビリティの実現に、大きな期待と注目が集まります。
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