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遠くへ旅行「カーフェリー」と「高速道路を自走」どっちがいい? カーフェリーはメリットばかり!? 利用時の注意点とは

くるまのニュース / 2024年8月10日 6時40分

北海道など本州と繋がっていない土地へ行ったときは、レンタカーを利用しますが、自分のクルマで上陸できる「カーフェリー」という選択肢もあります。カーフェリーのメリット・デメリットにはどのようなことがあるのでしょうか。

■北海道に愛車を持ち込む唯一の手段!

 国内旅行をする際、飛行機や新幹線で目的地まで行き、そこからレンタカーを借りて観光地を巡るという人が多いのではないでしょうか。
 
 しかし、クルマ好きのなかには「自分のクルマで憧れの地を走ってみたい」と考える人もいることでしょう。

 北海道など本州と繋がっていない土地では、レンタカーを借りるしかないと思いきや、クルマごと上陸できる「カーフェリー」という選択肢があります。

 長距離フェリーの航路はいくつかあり、首都圏は茨城県・大洗から北海道・苫小牧と、東京から徳島/北九州へ行く2航路に加え、2021年7月に神奈川・横須賀から新門司へ行く航路が開設されました。

 名古屋からは仙台経由苫小牧までの1航路、大阪・神戸からは九州方面に7航路、日本海側では舞鶴、敦賀、新潟、秋田、小樽を結ぶ4航路など、15航路が存在しています。

 ほかにも中・短距離のカーフェリーが数多く就航しています。

 遠方へ行く際、高速道路の利用料金や燃料費がかさむことに加えて、長距離運転による疲労が心配です。

 さらに本州から北海道へ繋がっているのは「青函トンネル」しかなく、しかも鉄道専用。北海道へクルマごと上陸するならカーフェリーを利用するしか方法はありません。

 青森県に行くまでもかなり距離があって大変ですが、その点、カーフェリーならば、クルマで高速道路を利用するより時間はかかるものの、乗船中はフリータイム。フェリー内でのんびりくつろいだり、食事や睡眠も可能です。

 カーフェリーの運賃は、クルマごと移動する場合は「旅客運賃(人数ごとの料金)」+「車両運賃(運転手1名分の旅客運賃を含む)」の合計となります。

 多人数で乗車しても値段が変わらない高速道路利用より費用がかかってしまうこともありますが、条件によっては「高速道路を自走+燃料費」よりカーフェリーのほうが安く行ける場合もあり、旅の目的や予算、スケジュールなどを考慮して、上手に使うと良いでしょう。

 そんなカーフェリーの魅力はどこにあるのでしょうか。

 クルマやバイクでもカーフェリーを何度か利用したことがあるというOさんに話を聞いてみました。

「一番の魅力は、長距離ドライブによるストレスから解放されることでしょう。また到着すれば自分のクルマで移動できますし、乗り慣れないレンタカーとは安心感が違います。

 乗船時間は目的地によって差はあるものの、関東(大洗)から苫小牧までは約20時間程度です。

 ホスピタリティは旅館やホテルにはかないませんが、その間を体力回復に努められますし、見渡す限り海という非日常なシチュエーションで旅行気分が盛り上がります」

 Oさん曰く、カーフェリーだからといって特別な注意点やデメリットはあまりないそうです。

「チェックインに車検証が必要になりますので、すぐに取り出せるかを確認しておくといいと思います

 クルマで乗船するのは最初ドキドキしますが、係員の指示に従えば駐車も戸惑うことはないと思います。

 それよりも最近はインバウンドが盛り上がっているので、外国からの観光客が多いことから、予約を早めに取るようにしたほうがいいです」

 カーフェリーの予約は乗船2か月前の午前9時からというのが原則となっているのですが、ここで注意が必要なのは、往復の予約も2か月前からということ。旅行の日程によっては復路の予約がすぐに取れない可能性があります。

 予約システムがそうなっている以上、従うしかないのですが、客室(個室)は安いほうから予約が埋まってしまうことが多く、タイミングを逃さないように予約したいところです。

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