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日本の平均年収458万円「アルファード」どうやって買っている? 「街に溢れている」高級ミニバンの「画期的な購入方法」に反響殺到!

くるまのニュース / 2024年8月12日 6時10分

日本の平均年収458万円で、トヨタの大人気ミニバン「アルファード」は買えるのでしょうか。その画期的な購入方法にユーザーから多くの反響が寄せられています。

■アルファードの購入方法に反響多数

 トヨタの高級ミニバン「アルファード」は、日本自動車販売協会連合会が発表した2024年7月の「新車統計データ 乗用車ブランド通称名別順位」で、8234台を記録し7位にランクインしました。
 
 実際に街中でも見ない日はないほど、多くのユーザーから支持を得ています。
 
 そんな大人気のアルファードですが、新車価格(消費税込)が540万円から872万円という高価格帯のクルマなのに対し、日本人の平均年収は458万円(2022年度)と下回っています。
 
 なかには若いユーザーもおり、どのように手に入れたのか、その購入方法についてネット上では議論が勃発しています。

 一般的にクルマの購入金額は、年収の半分程度が目安とされており、これに基づくと、アルファードを新車で購入するためには、年収1080万円以上が必要といえます。

 しかし、2022年度の日本の平均年収は458万円であり、手取りに換算すると350万円前後で月収は約29万円となることから、アルファードは多くの人にとって手が届きにくい価格帯のクルマといえるでしょう。

 一体どのような方法でアルファードを購入しているのでしょうか。

 購入の方法としては、現金一括、ローン、リースがあります。

 ローンにはディーラーローンと銀行系ローンがあり、ディーラーローンには残価設定ローンとフルローンの2種類があります。

 残価設定ローンは車両価格の残価を設定し、残りの金額を月々支払う仕組みであり、月々の支払いを抑えられる一方で、車の所有者はディーラーやローン会社となります。

 返却時のクルマの状態や走行距離によっては清算金が必要になる場合もありますが、基本的には乗り換えや返却での支払いは不要です。

 それに比べて、フルローンは頭金なしでクルマの所有者になれます。

 一方、銀行系ローンは、購入費用の全額を負担する場合に利用され、審査が厳しいため、結果が出るまでに時間がかかる可能性もありますが、ディーラーローンと比較して金利が低い傾向があります。

 また、乗換前に所有しているクルマを下取りに出して頭金にする方法もありますが、下取りを決める査定額はカーディーラーや中古車買取店などにより差が大きいため、複数社での見積もりが推奨されます。

 一例として「頭金なし、5年返済、ボーナス返済なし」と仮定し、アルファードのエントリーモデルである「Zグレード」(ガソリン、2.5L、CVT、2WD、FF、定員7名、540万円)を新車で購入した場合の支払い額と年収の目安を見てみましょう。

 銀行系ローンで金利3.8%の場合、月々の支払い額は約9万円から10万円なのに対し、ディーラーローンのフルローンでは利率4.9%とすると約10万円、残価設定ローンで手数料率4.9%とすると約6万円です。

 ローンの返済比率は「年収の25%から35%以下」が一般的ですが、年収25%に抑える場合、銀行系ローンやフルローンを利用するには年収480万円、残価設定ローンなら年収290万円ほどが必要であることが分かります。

 仮に、アルファード購入前に乗っていたクルマの下取り査定が100万円だった場合、銀行系ローンやフルローンの月々の支払い額は約8万円で、年収390万円が必要となる一方で、残価設定ローンでは月々約4万円となり、年収200万円で購入できます。

 最近ではリースも流行っており、トヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」で、ボーナス払いなしとした場合、5年契約で月額8万630円、7年契約で7万7990円と、年収25%に抑えるには年収390万円が必要です。

 結論として、年収458万円でアルファードは購入できることが分かりました。

 これらに対してネット上では、「半額を最初に現金キャッシュで払い、3年後に半額をキャッシュで払う。この最初のキャッシュをクレカ1回払いが出来てポイントたくさん付いたので、残価設定ローンも中々良い仕組みだなと思います」「借金=悪って考え方の人が多いけど、この超低金利時代にローンで買うという選択も妥当だと思う」「現金一括派だけど、欲しいクルマ買った方が幸福度は高いし、ローンを組んでいち早くアルファードを手に入れて生活が豊かになるのならそれも1つのいい選択肢かと」など、アルファードの購入方法に対して、ネット上では様々なコメントが寄せられています。

 また「残クレじゃなくて現金一括で買っても2年くらいで乗り換えれば7割は返ってくるくらい下取りもいいです」「アルファードは売るときに値落ちしないので、売却のタイミングによっては車両本体価格より高くなる可能性もあるし、貯金してるよりいいかも」「下取り価格も比較的良くて資産性も高いですし、それで思い出がいっぱい作れるなら、それはそれでいいですよね」など、アルファードのリセールの良さに注目する声も。

 一方で「残価設定いいけど、もし事故ったりした時には評価がガクンと下がり、かなりの価値の損失となるから怖いなあ」「海外でも人気だから、もし盗まれたら…ってことを考えると心配。もし盗まれたらローンの場合だと負債だけ残ってしまう」など、事故や盗難による支払いリスクを懸念する意見も見られました。

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