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全長4.2m! “斬新レトロ”な新型「丸目SUV」発売へ! 新しいのに“懐かしい”旧車風SUV「新型セイチェントイー」日本で発表!

くるまのニュース / 2024年8月15日 9時40分

ステランティスジャパンは、フィアットの電気自動車「600e」のティザーを公開しました。600eとはどのようなクルマなのでしょうか。

■新しいのに懐かしい「旧車風SUV」発売へ!

 ステランティスジャパンは2024年8月1日、フィアットブランドの電気自動車「600e(セイチェントイー)」のティザーを公開し、2024年9月10日に日本国内で発売すると発表しました。
 
 この新型600eとは一体どのようなクルマなのでしょうか。

 フィアット「600(セイチェント)」の初代モデルは、1955年に生産された乗用車です。

 当初は小型セダンのみでしたが、1956年には「600 ムルティプラ」を名乗るミニバンタイプも発売。

 フィアットを支える車種として、1969年に販売終了するまで長い期間にわたって愛されたモデルでした。

 その伝統的な車名である600が、2023年に小型SUVとしてイタリアで復活。

 コンパクトカー「500(チンクエチェント)」のSUV版である「500X」が生産終了するにあたり、実質的な後継車として600は登場した形ですが、さらなる新型モデルとして電気自動車(EV)版の新型600eが今回発表されました。

 この新型600eのボディサイズは、全長4200mm×全幅1780mm×全高1595mm、ホイールベースは2560mmとなっています。

 エクステリアは、先代にあたる500Xでも好評だった愛らしいフロントフェイスで可愛さを演出しつつ、18インチダイヤモンドカットアルミホイールを採用するなど、力強さとスタイリッシュさを両立したイタリアらしいエレガントな仕上がり。

 インテリアは、フィアットのロゴのモノグラムやターコイズブルーのディテールが施されたエコレザーシートを組み合わせ、アイボリーでまとめ上げた空間には上質さを感じられます。

 そんな新型600eのパワートレインは、最高出力156馬力・最大トルク270Nmを発揮するモーターを搭載し、前輪を駆動。1回の充電での航続距離は493kmです(WLTCモード)。

 先進安全装備としては360°パーキングセンサーや衝突被害軽減ブレーキ、アダプティブクルーズコントロールなど、さまざまな機能が標準で装備されており、ドライブから駐車まで安心して走らせることができる仕様となっています。

 ボディカラーは「ホワイト」「サンセットオレンジ」「スカイブルー」の3色から選択が可能。

 先述のように、発売日は2024年9月10日と発表されましたが、車両価格は現在のところ未定です。

 ステランティスジャパンからの今後の続報に期待しましょう。

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