8年ぶり全面刷新! 日産が新型「小さな高級車」に反響多数!? 「ちょうどイイサイズ」「欲しい!」 クラス超え「上質内装」にジムニー超え“地上高”の「新キックス」米に登場
くるまのニュース / 2024年8月26日 21時10分
日産米国法人が発売した「キックス」について、SNSなどではさまざまなコメントが投稿されています。
■新型「キックス」 全面刷新し発売
日産の米国法人は2024年8月13日、コンパクトSUVの新型「キックス」を発売しました。
日本での投入はまだ予告されていませんが、新型キックスについてSNSなどではさまざまなコメントが投稿されています。
キックス(KICKS)は2016年に登場したコンパクトSUVです。日本においては三菱「パジェロミニ」のOEM供給を受けた同音の軽SUV「キックス(KIX)」が展開されていましたが、系譜としては無関係です。
南米を皮切りに、北米や東南アジア地域でも展開している世界戦略車のひとつで、日本でも2020年6月に発売されました。
2024年3月、登場から8年を迎えて初めてのフルモデルチェンジが実施され、2代目モデルが米国で世界初公開され、夏の発売が発表されています。
新型キックスについて、日産は「ストリートで映える高級スニーカーのような洗練されたデザイン、優れた機能性、そして高い安心感をもたらす4WDシステムを備え、コンパクトクロスオーバーのレベルをさらに高めたモデル」と説明します。
ボディサイズはそのままに、デザインやパワートレインの一新、先進運転支援の強化が図られ、より上質志向のモデルへとグレードアップしています。
ボディサイズは全長4366mm×全幅1801mm×全高1626-1631mm、ホイールベース2657-2664mmです。
パワートレインは新たに最高出力141ps・最大トルク190Nmを発揮する2リッター直列4気筒エンジンを搭載し、最新の「エクストロニックトランスミッション」(CVT)と、インテリジェント4WDシステムを採用。
北米モデルでは4WD搭載車を初設定し、ビークルダイナミクスコントロールや「SNOW」モードを搭載しました。
さらに、最低地上高はセグメントトップの8.4インチ(213mm)を確保。スズキ「ジムニー」(最低地上高205mm)以上の高さを持ち、走破性能の大幅な向上も図っています。
先進機能としては、歩行者検知機能付きエマージェンシーブレーキ、BSW(後側方車両検知警報)、RCTA(後退時車両検知警報)、LDP(車線逸脱防止支援システム)、ハイビームアシストなどを含む「ニッサン セーフティ シールド 360」を全車標準装備。
さらに、最上級モデルには北米向けキックス初の「プロパイロット」を装備し、先進安全性能を高めました。
エクステリアデザインは高級スニーカーからインスパイアを受けたもの。シンプルで流麗なボディ上部に、ワイドなフェンダーやアグレッシブなフロント・リアデザインを組み合わせ、存在感と上質さを演出。
インテリアは先代よりも大幅に質感が高められ、繭(まゆ)に包まれる感覚を表現。水平基調のインパネには、レッドステッチやカーボン調・ピアノブラックパネルを装備しました。
メーターやインフォテインメントシステムはそれぞれ大画面のモニターを採用し、一体化した形状とすることで先進感を強調しています。
シートはブラックとレッドのグラデーションパターンをあしらい、疲れにくい「ゼログラビティシート」構造を初採用。さらに上級モデルではヘッドレスト内にBOSE製スピーカーを組み込むなど、コンパクトSUVのクラスを超えた豪華なものとしています。
ラゲッジルームの容量も大幅に拡大させ、シートを格納させた状態では60立方フィート(1700リットル)を実現。これはクラストップの広さだといい、荷室の開口部もクラス最大の40.3インチ(1023mm)を確保し、積載性の向上も図っています。
米国でのラインナップはベーシックな「S」、上級モデル「SR」の設定で、価格は2万1830ドル(約320万円)から2万7680ドル(約405万円)です。
※ ※ ※
SNSなどでは、新型キックスについて関心を寄せる人が多いようで、さまざまなコメントが投稿されています。
特に「内装がかっこいい」「シンプルで良い」「いい感じですね…」「内装デザインめちゃ良いね」などと、内装の仕立てを評価するコメントが多くみられました。
また、「サイズちょうどよくていいわコレ」「これは欲しい!」「日本に導入して!」「世界同時発売と言わないまでも2か月以内くらいに国内導入してほしい」など、国内販売を期待するコメントも見られました。
なお、日産は新型キックスの国内投入に関して現在のところ一切のアナウンスはありません。
現行キックスも日本では世界初公開から4年遅れで投入され、モデルライフとしてはまだ4年目ということもあり、新型の投入はしばらく先になるとみられます。
一方で、日産関係者によると「投入するならばe-POWERモデルになる可能性が高い」としており、新たにe-POWERモデルが追加設定されれば、国内投入への可能性も高いと予想されます。
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