1300万円のマツダ「ロードスター」は高級感がスゴイ! 超レトロな「旧車デザイン」を採用! ユニークな「丸目4灯」搭載したグランドアルバイシンとは
くるまのニュース / 2024年8月20日 16時10分
世の中には様々なカスタムカーが存在しますが、「グランドアルバイシン」もユニークなカスタムカーの1つです。
■超高級なマツダ「ロードスター」!
世の中には様々なカスタムカーが存在しますが、ユニークなデザインの「グランドアルバイシン」もそのうちの1つです。
グランドアルバイシンとは一体どのようなクルマなのでしょうか。
グランドアルバイシンは、マツダ「ロードスター」をベースに、スペインの自動車コーチビルダー(改造車体メーカー)である「フータン・オートモービルズ」がカスタムしたクルマ。
同車のベースとなったロードスターは、マツダが製造、販売する2シーターオープンカーで、初代モデルは1989年5月にアメリカで発売。日本国内でも同年9月から発売されました。
発売から11年経過の2000年までにシリーズ累計53万1890台を生産し、「世界で最も多く生産された2人乗り小型オープンスポーツカー」としてギネスブックから認定。
さらに16年が経過した2016年には、累計生産台数が100万台を超えており、今も世界中で愛されているクルマです。
そして冒頭で触れたグランドアルバイシンは、現行ロードスター(4代目)のスペイン仕様である「MX-5」をカスタムしたクルマ。
スペイン仕様のMX-5と日本仕様のロードスターには、細かい違いはあるものの、最も大きな違いは“左ハンドル車”となることでしょう。
そしてグランドアルバイシンに施されたカスタム内容は、ボディ前後のバンパーやフェンダーなどのデザインを大きく変更するもので、まるで1930年代のスポーツカーのようなレトロなルックスに仕上げています。
またグランドアルバイシンには大きく分けて、「グランドアルバイシン ヘリテージ」と「グランドアルバイシン ビスポーク」の2種類があり、さらにそれぞれ「カブリオレ仕様」と「タルガ仕様」が存在。
カスタム後のボディサイズは、全長4170mm×全幅1780mm×全高1225mmと、ロードスターよりも全長と全幅が大きくなり、全高が少し下がっています。
エクステリアは、丸目4灯のライトや逆台形の縦ルーバーグリルを装着したほか、フロントフェンダーから連続する彫りの深い造形を採用。
下部にはかつてのスチールバンパーを想わせる金属加飾を備え、レトロなスポーツカーさながらの雰囲気を強調します。
ボディサイドにも、サイドステップと一体化したような豊かな前後フェンダーを装着したほか、ホイールはワイヤーホイールを思い出させる、メッシュデザインのものを装備。
リアは旧車風の丸型テールランプを装備しますが、マフラーは4本出しとなるなど、現代の高性能スポーツカーらしいアレンジも加えられました。
内装の高級感もスゴい!
インテリアは、インパネやドアトリムなどに専用レザーを使用した高級感あふれる内装で、ウッドを組み合わせることでシックにまとめ上げています。
なお、エクステリア/インテリアともにユーザーの好みにあわせて変更できる、オーダーメイド仕様となる点も、高級カスタムカーならではの配慮。
パワートレインは、1.5リッターと2.0リッターの直列4気筒エンジンを用意し、前者は最高出力132馬力・最大トルク152Nm、後者は最高出力184馬力、最大トルク205Nmを発揮します。
またトランスミッションはどちらも6速MTが用意され、タルガ仕様のみ6速ATも選択可能です。
安全装備として、スピードリミッター付きクルーズコントロールやABSなどの機能を標準装備。
ボディカラーは自由に選択でき、本革シートやナッパレザーシートもオプションで追加することができます。
車両価格(消費税込)は、グランドアルバイシン ヘリテージが978万円から1308万円、グランドアルバイシン ビスポークが1028万円から1341万円。
日本国内では大阪府のロシェルが正規代理店です。
※ ※ ※
初代モデルの発売開始から35年が経過した、マツダのロードスター。
日本国内では200万円代から購入できるオープンカーでありながら、国内外からこのような高級カスタムカーが登場するのも、同車の色褪せない人気を表しています。
なかなか手が出せる金額ではありませんが、クラシックカーのデザインが好きな方であれば、検討する価値のあるクルマではないでしょうか。
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