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約250万円! ホンダで“イチバン安い”「ミニバン」どんなモデル? めちゃ安くて「コスパ」最高なのに「十分すぎる」装備! 「お買い得仕様」の「フリード」とは

くるまのニュース / 2024年8月21日 21時10分

ホンダ「フリード」の最安モデルとはどのようなグレードなのでしょうか。

■「ちょうどイイミニバン」の“一番安い仕様”ください!

 新車の車両本体価格が高騰しているからこそ、必要最小限の装備を備える安価なモデルも注目すべきでしょう。
 
 では、ホンダが発売したばかりの新型ミニバン「フリード」の最安グレードとは、一体どのようなモデルなのでしょうか。

 ミニバンは、便利なスライドドアと3列シートを備えており、広い室内空間で大人数が移動できることから現在に至るまで根強い人気を誇るジャンルです。

 しかし、新車の車両本体価格はここ10年ほどの間に大幅に上昇。

 これは低燃費・低排出ガスを目指したことによるクルマの電動化や、厳格化される安全性能に対応するための先進機能の標準化などが主な要因ですが、このほか原材料費や輸送コストの上昇といったことも理由の一つです。

 今新車で販売されるミニバンでは、上級モデルでは500万円を超えることは珍しくなく、主力となっているミディアムサイズモデルでは300万円から400万円と非常に高価になっています。

 そんななか、コンパクトミニバンは必要十分で取り回しのしやすいサイズや比較的安価な価格などから支持を獲得しています。

 このうち、コンパクトミニバンの代表的モデルであるホンダ フリードは2008年に登場後、「ちょうどいい」をキーワードに使い勝手のよさが支持され、ホンダの乗用車ラインナップでは軽ワゴンの「N-BOX」、コンパクトSUV「ヴェゼル」に次ぐ主力モデルです。

 2024年6月、フリードは8年ぶりに全面刷新を果たした3代目の新型が登場。内外装やパワートレインを一新し、安全性能も向上しています。

 エクステリアはモダンで洗練されたスクエア基調のフロント・リアデザインに、張りのあるボディサイドを組み合わせ、信頼感や使い勝手を感じさせる印象に仕上げています。

 ボディサイズは全長4310mm×全幅1695mm-1720mm×全高1755mm、ホイールベースは2740mmです。

 インテリアは水平基調で運転しやすいノイズレスな空間を追求。視界の良さを確保するとともに、見やすい7インチ液晶メーターを装備し、運転のしやすさも高めています。

 パワートレインは、1.5リッターガソリンエンジン搭載モデルと最新の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」搭載モデルを用意しました。どちらも駆動方式はFFと走行性能を高めた「リアルタイム4WD」を設定しています。

 先進機能「ホンダ センシング」は、フロントワイドビューカメラと前後8基のソナーを用いたことで、安全性能を向上。渋滞支援や近距離衝突軽減ブレーキ、後退出庫サポート、ブラインドスポットインフォメーションなども追加され、先進機能も刷新されました。

 ラインナップは上質でシンプルな「AIR(エアー)」と、アウトドアテイストを強めた「CROSSTAR(クロスター)」の2モデルを基本に、6人乗り/7人乗りいずれも設定。クロスターでは2列シートの5人乗り仕様も用意されます。

 このうち、最も安いモデルは「AIR」の1.5リッターガソリンの6人乗りモデルで、価格(消費税込)は250万8000円です。

 上級モデルと比較すると、内外装や機能装備などでいくつかの装備が省かれています。

 エクステリアでは、上級モデルでは15インチのアルミホイールが装備されるのに対し、AIRではスチールホイールにホイールキャップを装着。

 また、ドアミラーやドアハンドル、リアガーニッシュなどが精悍なシルバーではなくボディ同色となるなど、シンプルな出で立ちです。

 インテリアも同様に、本革ステアリングや手触りのよいプライムスムース素材のコンビシートなどが省略され、ベーシックなファブリックシートを装着しています。

 さらにシフトパネルの傷つきを防ぎ、質感高い触感の「防汚・好触感塗装」が施されず、エアコンアウトレットのシルバー塗装やシートバックポケットも備わりません。

 機能面では、シートヒーターやリアクーラー、ブラインドスポットインフォメーション、USBチャージャー、オートリトラミラーなどが標準装着ではなくなり、これらの装備で差別化され、安価な価格となっているようです。

 しかし、これ以外ではホンダ センシングやフルLEDヘッドライト、SRSサイド・カーテンエアバッグなどの安全装備、両側パワースライドドアやフルオートエアコン、スマートキーなどの機能装備は最安モデルでも標準装備。

 さらに、2列目シート用のウインドウサンシェードやアームレストといった快適装備まで備わっているため「廉価モデル」らしさはなく、むしろ必要十分な装備であるといえます。

※ ※ ※

 なお、e:HEV搭載モデルでは最安グレードが「e:HEV AIR」の285万7800円ですが、法人向けに各種装備を省き、3列目シートを省略した「e:HEV AIR Biz」というグレードが設定されています。

 こちらはハイブリッドのミニバンとしてはかなり安価な264万5500円に設定されています。

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