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ホンダ 新型「コンパクト”ミニバン”」登場! 8年ぶり全面刷新の「フリード」どんな人が買ってる!? 人気すぎて納期も拡大中か

くるまのニュース / 2024年8月22日 18時10分

ホンダは2024年6月、「フリード」を8年ぶりにフルモデルチェンジしました。3代目となる新型に対し、販売店ではどのような反響が寄せられているのでしょうか。

■先代同様に早くも人気モデルとなった新型「フリード」

 2024年6月、ホンダの人気コンパクトミニバン「フリード」が8年ぶりのフルモデルチェンジを実施しました。
 
 新型フリードに対し販売店ではすでに多くの反響が寄せられているようですが、実際にどのようなユーザーが興味を示し、どのグレードが人気を集めているのでしょうか。

 2024年6月に発売されたホンダの新型フリードが、発売後1カ月で累計約3万8000台を受注し、好調な立ち上がりを見せました。

 これはホンダが当初設定していた月間販売計画(6500台/月)の約6倍となる、驚異的な数字です。

 フリードのフルモデルチェンジは8年ぶりのことです。新型の好調な売れ行きは、人気車種のフルモデルチェンジが市場に与えたインパクトの強さを物語っています。

 そもそもホンダのコンパクトミニバンの系譜をひも解くと、初めて登場したのは2002年の「モビリオ」から。

 小型サイズながらも3列・7人掛けが可能ということで、ファミリー層を中心に支持を集めました。

 荷室の実用性を高めた2列・5人乗り仕様も用意され、コンパクトミニバンという新たな市場のパイオニア的存在といえます。

 初代フリードは、3列シート仕様と2列シート仕様というラインナップはそのままに、「モビリオ」の後継車として2008年に登場。2016年には2代目へとバトンタッチしています。

 2代目が2019年にマイナーチェンジを行った際には、SUVテイストを強めながらも現代的な外観を持つ「CROSSTAR(クロスター)」が追加され、新たなユーザー層の獲得に成功しました。

 そして2024年に3代目が登場するまでの8年間、先代フリードは常に新車販売数の上位ランキングを維持し続けるなど、“コンパクトミニバン”の市場をけん引し続けています。

■ファミリーを中心に幅広いユーザーから注目される新型フリード

 ところで新型フリードのユーザー層には、どのような特徴があるのでしょうか。

 北関東のとあるホンダ販売店の担当者は、次のように話します。

2つの顔を持つ新型フリード[左:新型「フリード AIR(エアー)」/右:新型「フリード CROSSTAR(クロスター)」]2つの顔を持つ新型フリード[左:新型「フリード AIR(エアー)」/右:新型「フリード CROSSTAR(クロスター)」]

「新型は従来のフリードと同じく、30代、40代の子育て層からの支持が厚いのはもちろんですが、アウトドア派の独身層など、とにかく幅広い層から支持されています。

 当社の人気車種である『ステップワゴン』からダウンサイジングされるケースもありますね」

 新型フリードのグレード構成を見てみると、上質でシンプルな「AIR(エアー)」と、従来モデルで追加されたSUVテイストの「CROSSTAR(クロスター)」とに大別されています。

 新型から加わったエアーは、子育て世代が使いやすいファミリーカーとしての位置づけで、標準タイプと上級仕様の「EX」というグレードがあります。

 3列シート仕様のみの設定で、2列目が左右独立式キャプテンシートの6人乗りを中心に、2列目がベンチタイプの7人乗り仕様もラインナップします。

 一方のクロスターはEX相当の装備レベルを持つ1つのグレードのみで、アウトドアにぴったりの力強さを感じさせてくれます。

 こちらは3列シート・6人乗り仕様に加え、2列・5人乗りで荷室が広くとられた仕様が用意されているのも特徴です。

 フェンダーのワイド化により全幅が1720mmに広がっているため、フリード初の3ナンバー仕様となっています。

 パワートレインは1.5リッターガソリンエンジンに加え、フリード初搭載の2モーターハイブリッド「e:HEV(イーエイチイーブイ)」があります。

 主力となるe:HEVは従来のハイブリッドに比べ、よりスムーズな走りと優れた環境性能を実現しています。

 また運転支援システム「ホンダセンシング」は、検知性能や制御を高度化した新システムを採用するなど、安全性も高められています。

■新型「フリード」の納期は日に日に長くなっている!

 売れ筋の人気グレードについて、前出の販売店ではこう話します。

「1番人気は『エアーEX e:HEV』で、受注も過半数を占めています。

 エアーEXの装備はクロスターと同等なのに約18万円安い設定なので、充実した装備がほしい人には特におすすめです」

新型「フリード」はセカンドシート(2列目席)を左右独立のキャプテンシートとした3列・6人乗り仕様を中心にラインアップ新型「フリード」はセカンドシート(2列目席)を左右独立のキャプテンシートとした3列・6人乗り仕様を中心にラインアップ

 さらに同店によると、「ガソリン車よりもハイブリッド車のほうがやはり割高ですが、高速を使って頻繁に移動したり、年間1万キロ以上走ったりするなら、5年程度で元は取れます」とのこと。

 とはいえ多くのグレードから選ぶには、価格以外にもポイントがありすぎてなかなか難しそうです。

「外観デザインよりも内装や装備のほうがグレードごとの違いが顕著なので、良く見比べてみてください。

 将来的な家族の人数の変化を考慮して、装備や乗車人数を選ぶこともお忘れなく。

 オプションもグレードによって付けられるものが異なるので、詳しくチェックしてみてください」(同店)

※ ※ ※

 新型フリードの納車までの期間について聞いたところ、すでに多くの受注を集めていることから、状況は日に日に変わっているといいます。

 ただし人気の色やグレードを選んだほうが納期も早くなるケースもあるといい、気になる人は早めに販売店で相談してみるのが良いでしょう。

[筆者:増田 美栄子]

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