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全長3.8m! スズキの超ハイルーフ「背高SUV」がカッコいい!「ジムニー」級の“悪路走破性”がスゴい「斬新クロカン」登場に期待大!

くるまのニュース / 2024年9月4日 13時10分

スズキがかつて公開したコンセプトカー「X-HEAD」。現在の視点から見ても魅力的な同車は、一体どのようなクルマだったのでしょうか。

■スズキの超ハイルーフ「背高SUV」がスゴい!

 モーターショーに展示されるコンセプトカーの中には、大きな反響を受け発売を期待されながらも、市販化されることなく過ぎ去っていくモデルがあります。
 
 2007年10月開催の「東京モーターショー2007」でスズキが世界初公開した「X-HEAD(エックスヘッド)」も、まさしくそのようなモデルでした。

 X-HEADについてスズキは、「ジムニー、エスクード、そしてキャリイのDNAを受け継いだ新ジャンルのクロスユーティリティビークル」と説明。

 スズキが四輪駆動車「ジムニー」「エスクード」で培ってきた本格的な四輪駆動システムを搭載し、車体前半はSUVに、後ろ半分をピックアップトラックとした、ユニークなクルマです。

 また、短いボンネットや張り出したオーバーフェンダー、切り立った窓で構成されたキャビンなどは、他のSUVなどにも見られない迫力のあるスタイリング。

 さらにハイリフト化によって大きなデパーチャー・アプローチアングルを獲得したほか、ラダーフレーム・前後3リンクリジットサスペンション・大径タイヤ・LSD付センターデフ方式のフルタイム4WDを備えたことで、高い悪路走破性を実現すると説明されていました。

 そしてX-HEADがラダーフレーム式を採用したのは悪路走破性のためだけでなく、トラックの荷台のように自由に荷台ユニット架装するため。

 ライフスタイルに合わせて荷台ユニットをアレンジすれば、大人2人が寝泊まりできる「キャンパー」から、街をクールに駆ける「ファッション」、救難・救助を想定した「レスキュー」など、さまざまなシーンに合わせて姿を変えられる、斬新な設計です。

 また荷台部分のボディ側面は開閉式で、開くと「マルチボックス」と呼ばれる収納が出現。

 マルチボックスには、汚したくないアイテムや、荷台には置けない小物を収納することが可能でした。

 そんなX-HEADのボディサイズは全長3750mm×全幅1695mm×全高1860mmで、写真では大きく見えますが、4ナンバーサイズに収まります。

 これは軽自動車より約350mm長い程度の全長で、幅もいわゆる5ナンバーサイズとなるため、街中で乗りやすい大きさを採用していました。

 さらにミッドシップレイアウトで搭載されると想定されるエンジンも、現実的な1.4リッターガソリンとなっているのも、現実的なスズキらしい選択。

 軽トラックよりもひと回り大きく、それでいてトヨタ「ハイラックス」や三菱「トライトン」よりコンパクト。

 ジムニー並みの悪路走破性やデザイン、使い勝手に加え、このサイズ感を魅力的に感じる人も多いのではないでしょうか。

※ ※ ※

 このX-HEADは、発表後17年が経過した今なお魅力的に映り、市販化を求める声が見られます。

 このままでの発売は難しくとも、このエッセンスを流し込んだ新しいモデルの登場をスズキには期待したいところです。

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