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トヨタの「新型SUVミニバン」! カクカクボディ&全ドア「スライドドア」が斬新すぎ!? 待望の「X-VAN」市販化へ?

くるまのニュース / 2024年9月2日 7時10分

「ジャパンモビリティショー2023」で世界初公開されたトヨタ車体の「クロスバンギアコンセプト」は、市販化が期待されるモデルのひとつです。今後の展開はどうなるのでしょうか。

■ピラーレスの前後スライドドアがユニーク!

「東京モーターショー」改め、2023年10月に開催された「ジャパンモビリティショー2023」には数多くのコンセプトカーが出展されました。
 
 そのなかでもトヨタ車体のブースに展示されていた「X-VAN GEAR CONCEPT(クロスバンギアコンセプト/以下、クロスバンギア)」は市販化が希望されるモデルのひとつです。

 多様化するライフスタイルに合わせ、すべての人が人生を楽しむ次世代のキャブワゴンとして世界初公開されたこのクロスバンギアは、乗用ミニバンの大空間とSUVのアクティブスタイルを両立した新しいカテゴリーに属するモデル。

「バン」という名前がついているものの、3列シートを備えた乗用モデルです。

 エクステリアはミニバンでありながらゴツさを感じるSUVスタイルとなっており、スキッドプレート風デザインのバンパーやサイドクラッティング、ホイールアーチなど、クロスオーバーSUVの意匠がちりばめられています。

 そんなクロスバンギアの最大の特徴は、Bピラーレスの大開口ドアを持ち、リアドアだけでなくフロントドアもスライドドア(フロントドアは正確にはスイングドア)となっている点です。

 これにより自転車や釣り竿など、趣味のアイテムの積み下ろしが車両のサイドから容易に行うことができるようになっています。

 また2×2×2の6人乗りとなる3列シートは、助手席を回転させたり、2列目シートを畳んでテーブルにしたりと、使用用途に合わせてさまざまなシートアレンジが可能となっていました。

 クロスバンギアの角ばったボディを見ると、大柄な車両に見えるかもしれませんが、ボディサイズは全長4695mm×全幅1820mm×全高1855mmとなっており、全長はトヨタ「ノア/ヴォクシー」と全く同サイズ。

 ホイールベースについては言及されていませんでしたが、もしかするとクロスバンはノア/ヴォクシーの派生車種として登場する可能性もあるかもしれません。

 ただBピラーレスはまだしも、フロントドアがスイングドアとして登場するかは微妙なところ。

 というのも現状ではフロントドアを開けるとフロントタイヤが半分くらい隠れる位置まで動くこととなり、万が一ステアリングが切られていると干渉する可能性もあるからです。

 またインテリアもインパネは棚のような形状の上にセンターディスプレイとメーターディスプレイが立てかけてあるようなシンプルかつ特徴的な形状となっていましたが、こちらも市販化される場合にはもう少し現実的なものになることでしょう。

 そしてこのクロスバンギアのデザインは、特許庁に2023年10月に意匠登録が申請され、2024年3月に登録されています。

 これはデザインの盗用を防ぐという意味もあるかもしれませんが、市販化へ向けての布石と見ることもできそうです。

 なお、ジャパンモビリティショーにはクロスバンギアのみが実車展示されていましたが、クロスバンにはギアのほか、“使い方自由自在 移動するくつろぎ空間”の「コア」と、“誰にもジャマされない 自分だけの秘密基地”の「ツール」という派生モデルが存在することがアナウンスされており、これも市販化される可能性を高める要素のひとつと言えそうです。

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