「工事が難航してます!」 国道246号「通行止め」復旧までには「2週間程度」か 伊勢原~秦野間の「新善波トンネル土砂災害」 最新情報を国交省が発表
くるまのニュース / 2024年9月4日 16時40分
国土交通省 横浜国道事務所は2024年9月2日、国道246号線「新善波トンネル」で発生した土砂災害による通行止めについて、復旧見込みを発表しました。
■湧き水が多く復旧工事が難航
国土交通省 横浜国道事務所は2024年9月2日、国道246号線「新善波トンネル」で30日に発生した土砂災害による通行止めについて、復旧見込みを発表しました。
現在は応急復旧工事を進めているとし、工事完了には「2週間程度要する」としています。
国道246号線の土砂災害は8月30日に発生しました。
台風10号による大雨で、災害発生当日までに、神奈川県西部を中心に局地的に非常に激しい雨に見舞われ、伊勢原市や平塚市などでは避難指示が出されていました。
7時10分頃、246号線の伊勢原市~秦野市境にある新善波トンネルの厚木側で、法面の崩落が発生。2台の車が巻き込まれました。運転していた人は無事で、けが人などはいないといいます。
この影響で、8時から伊勢原市西河内交差点(現在は桜坂交差点)から秦野市名古木(ながぬき)交差点まで通行止めとなり、同日11時より復旧工事が開始されました。
しかし、同省の発表によれば「トンネル坑口部からの湧水により、土砂の搬出に時間を要している状況」とし、排水処理などが必要であることから復旧工事は難航。
今回の発表では、初めて通行止め解除についてアナウンスされ、9月2日から2週間程度を要するとしています。
なお8月31日には、新たな迂回路として、並走する東名高速と新東名高速の一部区間で、指定ICから流入出した場合のみ、無料で通行できる措置が取られています。
この無料措置は、246号線の復旧まで継続される予定です。
※ ※ ※
国道246号線は神奈川~静岡方面を結ぶ数少ない一般道アクセスを担っており、特に災害現場を含めた厚木~松田エリアでは、東名・新東名を除くとほぼ唯一のルートです。
今回の通行止めにより、伊勢原市・秦野市内で迂回路となっている県道62号・63号では、朝夕を中心に渋滞が発生。県道71号でも混雑が発生しています。
同省は「時間に余裕をもっての外出をお願いすると供に、新東名高速道路、東名高速道路の代替路(無料通行)措置も実施中なので、合わせてご利用下さい」としています。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
石川・珠洲の国道249号迂回路で土砂崩れ、一時通行止め…隆起した海岸を整備し昨年末に開通
読売新聞 / 2025年1月10日 21時15分
-
能登の国道249号が全線開通 被災1年、復旧復興の加速期待
共同通信 / 2024年12月27日 18時9分
-
静岡~神奈川「東名の代わりの無料道路」4車線化が進行中!? クネクネ狭すぎ「国道246号」は結局どこまで便利になるのか
くるまのニュース / 2024年12月24日 7時5分
-
“地獄渋滞”国道246号の救世主!? 工事進む「厚木秦野道路」のスゴさとは 東名・新東名から「圏央道直結」新ルートで混雑緩和に期待!
くるまのニュース / 2024年12月19日 14時50分
-
「新東名」いつになったら全通する? 延期ばっかり…本当に工事進んでる? 東名の地獄渋滞「秦野中井IC」をスルーできる「新秦野~新御殿場」未開通部はどうなっているのか
くるまのニュース / 2024年12月17日 7時40分
ランキング
-
1天正遣欧使節・千々石ミゲルの墓、長崎県諫早市の文化財に…ミカン畑での墓石発見から20年
読売新聞 / 2025年1月15日 17時0分
-
2高齢者は「体重」が重要…標準を下回ると死亡リスクが急上昇
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月15日 9時26分
-
3芸能人なぜ呼び捨て?「日本語呼び方ルール」の謎 日鉄会長の「バイデン呼び」は実際に失礼なのか
東洋経済オンライン / 2025年1月15日 9時20分
-
4芥川・直木賞に選ばれた3作家 どんな人物?
毎日新聞 / 2025年1月15日 20時3分
-
5スニーカーのインソールを変えるだけで「靴の機能は劇的にアップ」する。“初心者が買うべき”一足とは
日刊SPA! / 2025年1月15日 15時51分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください