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全長5.3m超! 日産が新型「フルサイズSUV」世界初公開! 初のV6ターボ搭載&オフロード仕様登場! 新型「アルマダ」米で発表

くるまのニュース / 2024年9月4日 14時10分

日産が海外で展開するフルサイズSUV「アルマダ」が全面刷新し、3代目モデルが世界初公開されました。どのようなモデルへと進化したのでしょうか。

■パワフルな3.5リッターV6ターボ初搭載!

 日産の米国法人は2024年9月3日(現地日時)、新型「アルマダ(2025年モデル)」を世界初公開しました。
 
 北米市場などで販売されているアルマダは3列シートを備えたフルサイズSUVで、中東では「パトロール」の車名で販売されています。

 今回は3代目となる新型モデルが登場。同時に、新型パトロールもアラブ首長国連邦でワールドプレミアされました。

 新型アルマダのボディサイズは、全長約5323mm×全幅約2115mm×全高約1945-1981mmと、従来モデルよりも大型化しています。

 パワートレインには、最高出力425hp・最大トルク516lb-ftを発揮する3.5リッターV型6気筒直噴ツインターボエンジンを新たに搭載。競合車(ハイブリッド車とEVを除く)のなかで最もパワフルな性能を身に付けました。

 また、トランスミッションは9速ATを組み合わせ、8500ポンドという優れたけん引力を可能にしています。

 新型アルマダは内外装のデザインを一新。外観は、力強い存在感と243mm-251mmという高い最低地上高を備えた、冒険心をくすぐる新しいスタイリングへと刷新されました。

「コの字」が2段に重なったヘッドライドや横一直線のワイドなテールライト、22インチホイールに加え、オプションで選択可能なツートーンルーフなど、上質な仕立てが洗練された雰囲気を演出しながら、タフで堅牢なSUVらしさも引き立てます。

 内装は運転席からインパネ中央にかけて、Googleとの連携が可能な14.3インチのデュアルスクリーンが装着され、先進的かつ洗練された印象です。

 さらに、マッサージ機能付きフロントシートや64色のアンビエント照明、12スピーカーKlipschプレミアムオーディオシステムを搭載し、フラッグシップSUVに相応しいプレミアムなインテリアを実現しました。

 また、1列目と3列目のレッグルームがさらに広くなったほか、3列目後方の荷室スペースも従来モデルより24%拡大するなど、快適性や利便性も向上しています。

 新型アルマダには同車初となる「PRO-4X」グレードが設定され、これまでにないオフロードに特化したモデルが追加されました。

 オールテレーンタイヤやアンダーボディスキッドプレート、電子制御式ロッキングディファレンシャル、アダプティブ・エレクトロニック・エアサスペンション、アプローチアングルの拡大などにより、悪路走破性をサポートします。

 安全面も強化されており、高速道路走行時に利用可能なハンズオフアシスト技術や「プロパイロット・アシスト2.1」を搭載。さらに安心のために、「Nissan Safety Shield360」が全グレードに標準装備されました。

 加えて、先進のカメラ技術を搭載。3Dアラウンドビューモニターやフロントワイドビュー、インビジブル・フードビューなどのカメラ技術により、オフロード走行時や狭い場所を走行する際にタイヤの位置を確認できるほか、壁の向こう側や物体の向こう側までバーチャルに見通すことができます。

※ ※ ※

 新型アルマダは米国市場で2024年後半に発売される予定です。

 グレードは、「SV」「SL」「プラチナ」「プラチナリザーブ」「PRO-4X」の5つが用意され、駆動方式はFR(後輪駆動)とインテリジェント4WDから選択できます。なお、オフロード仕様のPRO-4Xは4WDのみです。

 価格は発売が近くなったころに発表されることになっています。

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