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「覆面パトカー」どう見分ける? 「地味なセダン」に注意!? 例外も? 一般車と「決定的な違い」は? 元警察官が解説

くるまのニュース / 2024年9月14日 7時10分

普段、安全運転をしていても突然現れる「覆面パトカー」にはドキッとしてしまいます。では、見た目で一般車と違う部分はあるのでしょうか。

■あなたはわかる? 覆面パトカーの特徴とは? いろんな種類があるって知ってた?

 クルマを運転していると、覆面パトカーがスピード違反などの取り締まりをしていて思わずビックリすることがあります。
 
 できれば交通違反で捕まることのないよう気をつけたいものですが、覆面パトカーと一般車両を見分ける方法はあるのでしょうか。

 クルマやバイクを運転中、スピードを出していたクルマが自分の目の前で覆面パトカーに検挙されるという光景を見たことのある人もいるでしょう。

 覆面パトカーは一見して警察車両と分からないよう一般的な車種が使用されており、検挙されて初めて気付くケースも少なくないようです。

 実は一口に覆面パトカーといってもその種類はさまざまで、覆面パトカーには大きく分けて「捜査用車」「警護車」「交通取締用四輪車」の3タイプがあります。

 まず捜査用車は、その名称のとおり事件捜査をするための車両であり、現場へ向かうときや犯人の追跡、張り込み捜査などに使われます。

 次に警護車は外国の要人や首相などを警護するために使用される黒色の車両で、守るべき車両の前後に配置しています。

 そして交通違反の取り締まりをおこなっている覆面パトカーが、交通取締用四輪車です。

 特に高速道路においてはスピード違反やシートベルト、携帯電話使用の違反などを取り締まっている様子がたびたび見られます。

 多くのドライバーにとっては、交通取締用四輪車が覆面パトカーとして最も馴染みがあるといえるでしょう。

 この覆面パトカーに捕まらないためには、交通違反をせず安全運転を心がけることが大前提ですが、覆面パトカーの特徴を知って警戒しておくことも大切です。

 では、覆面パトカーと一般車両をどのように見分ければ良いのでしょうか。

 交通取り締まりをおこなう覆面パトカーの特徴として、排気量の大きいセダンタイプのクルマが多いという点が挙げられます。

 なぜなら、覆面パトカーはスピード違反を取り締まるという特性上、スムーズに発進・加速できるクルマが選ばれるためです。

 加えて違反を検挙したときには違反者を後部座席に乗せるため、後部座席がゆったりしたセダンタイプが利用されているといえるでしょう。

 実際に使われている車種としてはトヨタの「クラウン」や「カムリ」、「クラウンアスリート」、「マークX」、日産「スカイライン」、スバル「WRX S4」などがあります。

 なお覆面パトカーは排気量が大きいことから、「3ナンバー」であることがほとんどです。

 さらに覆面パトカーの色は白や黒、シルバーなど比較的目立ちにくい色である場合が多いのも特徴のひとつです。

 これは覆面パトカーであることを一般のドライバーに悟られないよう、周囲に溶け込みやすい色を選んでいるものとみられます。

 ただし埼玉県警では覆面パトカーとしてスバルの「WRX S4」の青色を採用しており、必ずしも白や黒といった色が選ばれるワケではありません。

■【必見!】実はまだある「覆面パトカー」を見分けるポイントとは?

地味なセダンから突然赤色灯が…パカッと!地味なセダンから突然赤色灯が…パカッと!

 また、覆面パトカーのルーフの中央付近には四角い切れ込みが入っています。

 この切れ込みは取り締まりをおこなう際にルーフから赤色警光灯を出すための仕組みで、普段は車内に警光灯が格納されています。

 このように車両の装置から覆面パトカーと判断することも可能です。

 そのほか覆面パトカーの見分け方として、運転の仕方や乗車している人に注目するという方法もあります。

 たとえば覆面パトカーは交通ルールを守って走行しているため、高速道路では制限速度以下で走ったり、ウィンカーをきっちりと出して車線変更をしたりと丁寧な運転をしています。

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