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山梨~東京「中央道の抜け道」さらに快適に!? 本格化した「新道坂トンネル」建設事業のスゴさとは 「道志みち」アクセスが断然スムーズに!

くるまのニュース / 2024年9月17日 7時40分

中央道の渋滞抜け道となるルートで、2024年に本格化した「新道坂トンネル」。どんな道路で、完成すればどう便利になるのでしょうか。

■富士吉田への短絡路を高規格化

 中央道の渋滞抜け道となる山道が、新トンネル建設でますます使いやすくなっていきそうです。
 
 2024年に本格化した「新道坂トンネル」はどんな道路で、完成すればどう便利になるのでしょうか。

 中央道の「大渋滞区間」となっている、山梨・神奈川県境の小仏トンネル周辺。

 その抜け道となっているのが、南側に並行する国道413号、通称「道志みち」です。厳しい峠越えがあり、トンネルでショートカットする事業も進行中です。

 いっぽうで、そもそも甲府方面から道志みちへ行こうとすると、富士吉田と河口湖を経由するか、もしくは大月JCTから都留ICへ下りて、そこから県道「都留道志線」で道志村へ出ることになります。

 その都留道志線が「クセ者」で、道志みちへ抜けるまでは連続ヘアピンカーブで急勾配が続き、センターラインも無い狭隘な区間があり、通過にはドライバーを疲弊させます。

 この峠越えをスムーズ化するために「新道坂トンネル(仮)」の計画が進行中。まだ概略ルートは正式に公表されていませんが、峠南側を約3kmにもおよぶ長大トンネルで一気に抜け、ほとんどカーブや勾配なく国道413号へつながることとなっています。

 ここが完成すれば、道志みちへのアクセスが今よりも楽になり、中央道が大渋滞の時に、抜け道に切り替える判断をしやすくなります。

 山梨~東京のネットワークは、2019年の台風19号で中央道の通行止めやJRの運休で「寸断状態」に陥りました。これをふまえ、山梨県や国などで「東京~山梨・長野 交通強靱化プロジェクト」がスタートしました。

 その一環で着目されているのが、中央道の代替ルートとしての「道志ルート」の強化です。

 気になる進捗ですが、2024年度に国の事業としてスタートし、いよいよ測量設計が本格化することとなりました。2014年にトンネル建設期成同盟会が設立されてから10年、実現に向けてついに現場が動き始めています。

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