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トヨタ「プリウス」顔!?の新型「2ドアクーペ」初公開に反響多数! 5リッター「V8」搭載の「ハイパークーペ」に「カッコイイ」の声! 英に登場した「世界最速モデル」とは

くるまのニュース / 2024年9月12日 11時50分

ナラン・オートモーティブが、サロン・プリヴェにて、新型ハイパーカー「ナラン ハイパークーペ」のプロトタイプを披露しました。このクルマについて、さまざまな反響が集まっています。

■新型「ナラン ハイパークーペ」に称賛の声

 ドイツの新興メーカーである「ナラン・オートモーティブ」が、2024年8月28日からイギリス・ブレナム宮殿で開催されたサロン・プリヴェにて、新型ハイパーカー「ナラン ハイパークーペ」のプロトタイプを披露しました。

 このクルマの概要と、日本国内での反響を紹介します。

 ナラン・オートモーティブは、インド系ジンバブエ人の起業家、アミール・ナランが設立した、ハイパーカーブランド。

 アミール・ナランはもともと国家元首、スポーツ選手、舞台や映画のスターなどの富裕層を相手にする「ヴィマナプライベートジェット」という会社の設立者で、小型航空機の設計者でもあります。

 ハイパーカーブランドを立ち上げるにあたり、イギリスを代表する2大高級車ブランドである、「ジャガー」と「アストンマーティン」のデザインディレクターだったイアン・カラムや、「BMW」のチーフデザイナーであるアドリアン・ファン・ホーイドンク、イタリアの自動車メーカー「パガーニ・アウトモビリ」との会議から着想。

 2017年にイギリスを拠点にナラン・オートモーティブを設立し、2021年に同社初のハイパーカー、「ナラン ハイパークーペ」の計画を発表しました。

 ナラン・オートモーティブにはイギリスの高級スポーツカーメーカー「マクラーレン」や「アストンマーティン」で経験を積んだエンジニア、メカニックが在籍しており、エンジニア部門はドイツ、アメリカ、イギリスに拠点を置いています。

 ナラン ハイパークーペのプロトタイプは、2024年6月にスイスのアンデルマットで世界初公開され、今度は8月28日からのサロン・プリヴェでイギリスでも初公開された、という流れです。

 エクステリアは、フロントボンネットにダクトが設けられ、イエローアクセントが目立つフロントスプリッターが特徴的。コの字型のヘッドライトやフロントノーズ部分は、どことなくトヨタ「プリウス」風でもあります。

 サイドから見ると、サイドスカートや巨大リアウィング、ハイブリッドカーボンホイールといった部分が、スポーティさを強調したデザインです。

 インテリアには、高級イタリアンレザー、CNCミルド加工のビレットアルミニウムアクセントが使用されたオーナメントパネルに加え、大理石、グラナイト、金箔といった贅沢な素材をほぼ無制限につかい、自分だけのハイパーカーをカスタマイズできます。

 カーボンシェルのシートにはアーモンドゴールドのステッチが施され、ステアリングホイールはルビーレザーでコーティング。

 全体的にコックピットの上部はルビーの織物、下部はレザーで仕上がっていますが、センターコンソールと機能パネルはロンドン・カレッジ・オブ・ファッションの卒業生が考案したもので、ストーングレーとブラッククロームのアクセントが施されているのが特徴です。
 
 パワートレインは、5.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最大出力1048馬力・最大トルク1036Nmを発生。

 0-96km/hの加速時間は2.3秒、0-322km/hの加速時間は16.5秒となっており、「世界最速の非電動4人乗りハイパーカー」をめざして開発されています。

 価格は200万ユーロ(約3.2億円)で、頭金として35万ユーロ(約5640万円)が必要。わずか39台の限定生産です。

 このような特徴を持つナラン ハイパークーペには、現在さまざまな反響が集まっています。

 まず多く見られるのが、「かっこいい」「見た目すごい好き」という、ルックスを称賛する声。

 ハイパーカーならではのスポーティなデザインは、日本人にも好評なようです。

 つづいて、「3億2200万円かぁ。到底買えない額のクルマだけど、かっこいいね。欲しくなるよな。どんなに欲しくても買えないけど。宝くじ当たっても無理だからね」という声。

 やはりルックスについては魅力的であるとしながらも、到底手が出る金額ではないことから、購入は現実的ではないとあきらめている様子が伝わってきました。

※ ※ ※

 スイスに続いてイギリスでも初公開された、ナラン ハイパークーペ。

 やはりネックになるのは金額で、宝くじの高額当選時の金額より高い3億2200万円という価格は、欲しいと思っても出せるものではありません。

 こうして写真を眺めることでしか楽しめないのを、もどかしく感じるユーザーは多いようです。

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