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三菱“新型”「パジェロ」!? タフ顔×高級感デザインが超カッコイイ! 復活待望の「“本格SUV”」予想CGがスゴイ

くるまのニュース / 2024年9月27日 11時10分

2021年に生産を終了した三菱の「パジェロ」。本格的クロスカントリー4WDで、三菱を代表するフラッグシップモデルでした。根強いファンも多く、復活を望む声が多いパジェロですが、その次期型を予想するレンダリングCGが公開されました。

■新型「パジェロ」の次期型モデルを予測

 三菱自動車工業(以下、三菱)が1982年から2021年まで展開していた「パジェロ」は、当時の本格的クロカン4WDを代表するフラッグシップモデルでした。

そんなパジェロの次期型をフィリピンのデザイナー、Enoch Gonzales氏が大胆予想したレンダリング(イメージCG)を作成・公開しています。

 三菱の四輪駆動車「ジープ」の後継モデルとして誕生したパジェロは、高い悪路走破性と乗用車としての快適性を併せ持った「RV(レクリエーショナル・ビークル)」として1982年に登場。当時のスキーやキャンプといったアウトドアも追い風となり、高い人気を集めました。

 モータースポーツの世界でも名を馳せ、「パリ・ダカールラリー(現ダカール・ラリー)」では1983年に初参戦し、初優勝を飾ります。その後2009年に撤退するまで、通算12勝の成績を収めました。

 2001年~2007年までは7連覇を達成するなど、世界的な知名度も高く、信頼性の高さを実証しています。

 歴代モデルの特徴は、バリエーションの多さです。5ドアで7人乗りの「ロングボディ」と3ドアで5人乗りの「ショートボディ」のほか、ショートボディをオープン化したモデルなど、幅広い選択肢がありました。

 また、ダカールラリーの市販車部門参戦を目指しつくられた究極のスポーツモデル「パジェロエボリューション」(パジェロエボ)も1997年に追加されました。、

 ショートボディをベースにつくられたパジェロエボは、迫力のあるエアロボディを装着するほか、高性能な3.5リッターV型6気筒の新開発「MIVEC(マイベック)」エンジンを搭載し、自然吸気タイプでも280psを発揮した希少性の高いモデルです。

 さらに同じ“パジェロ”名を冠したスタイリッシュな「パジェロスポーツ」(海外市場向けに展開し現在も存続中)をはじめ、洗練された印象のコンパクトSUV「パジェロイオ」、軽SUV「パジェロミニ」に至るまで、全盛期には大小さまざまなパジェロシリーズが存在していました。

 最終モデルとなった4代目のロングボディは全長4900mm×全幅1875mm×全高1870mm。ショートボディは全長4385mm×全幅1875mm×全高1850mmのサイズです。威風堂々とした存在感があったことはいうまでもありません。

 生産終了後も根強いパジェロファンからは、復活を望む声が後を絶たず、次期パジェロに期待は高まります。そんななか、Enoch Gonzales氏が作成した次期型パジェロのデザイン予想が公開されました。

 予想CGでは、ボディ全体はすっきりとした箱型のボクシーなスタイル。無骨なアウトドアとは異なり都会的な印象です。フロントマスクは、三菱車をで特徴的なダイナミックシールドを使用して、トライトンのような存在感を持たせているようです。

 ヘッドライトはLEDを使用した薄目のデザインを採用し、フロントマスクをシャープに仕上げることでよりスタイリッシュに見えます。

 また、縦型基調をあしらったバンパーガードとチタニウムグレーのアンダーガードが存在感を増しているようです。

 ボディサイドを見ると、控えめなキャラクターラインが空力性能を向上させるだけでなく、シンプルで洗練された印象を高めています。

 足元はパジェロの4代目を意識した、オフロードだけでなくオンロードでも似合うホイールに、少し肉厚なタイヤを組み合わせているようです。

 ドアハンドルにはフラッシュドアハンドルが採用され、スマートな印象になっています。電動格納式が採用されているかどうかは分かりませんが、クロカンの印象を薄める要素でないことを祈るばかりです。

 リアを見るとクロカン特有のスペアタイヤは装着せず、シンプルなデザインを採用。テールランプはフロントと同様にT字型の高級感あるデザインに仕上げています。

 悪路走破性の高い本格的クロカンを一貫していたパジェロですが、Enoch Gonzales氏は現在のニーズに合わせた高級志向に近いパジェロになるだろうと予想しているようです。

 新型パジェロを予想するCGには、納得のコメントが届いており「これは近いうちにリリースされるのかな」「これを見たら叫ぶわ」といった声のほか、「インスパイアされたのではなく、それに基づいている」といった声が上がっており好評な様子。

パジェロは高い走破性と乗用車の快適性を合わせたSUVの第一人者ともいえる存在です。

 三菱からは世界戦略車の本格四輪駆動ピックアップトラック「トライトン」が日本に再投入され、さらに今後パジェロを復活させるとの新聞報道もあるなど、明るい話題も多く聞こえてきます。オフロードで魅せた走行性能が復活する日を期待して待ちたいものです。

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