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約50万円で“3人”乗れる「新型トライク」登場! 公道も走れる「125ccエンジン」搭載! さらに超パワフルな「250cc仕様」も初公開!

くるまのニュース / 2024年9月20日 8時10分

カーターは、約50万円という低価格で“3人”が移動できる「新型車」を日本で展開しています。また2024年秋頃には、新たな派生モデルも展開すると発表。一体どのようなモデルなのでしょうか。

■約50万円で「3人」乗れる新型車!

 神奈川県相模原市に本拠を置くカーターは、2024年3月に“2024年モデル”を発売した新型「APトライク125」にくわえて、新たな派生モデル「APトライク250」を2024年秋頃に発売すると発表しています。
 
「クルマとバイクの良いとこ取り」をしたというAPトライクとは、一体どのような乗り物なのでしょうか。

 新型APトライク125は、車両価格や維持費を安価に抑えながらも高い実用性を備える小型の屋根付きトライクで、累計1000台以上もの販売実績を誇る人気のモデルです。

 通常のクルマと同じ普通自動車免許(AT限定可)があれば運転可能で、購入時や維持に負担となる車検と車庫証明はありません。

 保険や税金関係は250ccのバイクと同等で、年間の自動車税はわずか3600円。クルマより安く所有することができます。

 それでいて最大3人が乗車することが可能で、クルマ用のコインパーキングも利用できるなど、まさに「クルマとバイクの良いとこ取り」をしたモデルです。

 新型APトライク125のボディサイズは全長2200mm×全幅1000mm×全高1650mm。

 搭載するパワーユニットは、最高出力8.6馬力・最大トルク0.89kgf/mを発揮する123.6cc空冷エンジンに、クラッチレスの4速MTを組み合わせ、後輪を駆動します。

 同車の最高速度は70km/h程度となりますが、販売元のカーターは、安全な運行のために最高速度50km/h以下の走行を推奨しています。

 運転席の前に配置されたハンドルは、バイクのような“バー型”ですが、クルマ同様にバックギアも搭載しており、狭い路地での取り回しも性も上々です。

 シートポジションの自由度の高さも魅力で、前後調整のほか、背もたれを傾けることも可能。

 オーナーの体型に合わせたドライビングポジションを取ることができます。

 しっかりと雨を防げる屋根やフロントシールド、ワイパーを標準装備し、折りたたみ式の「リアキャリア」(オプション)も用意するなど、様々な天候や使い方に柔軟に対応するモデルです。

 2024年3月に発売した「2024年モデル」では、ユーザーからのフィードバックに基づいて強度と耐久性を向上。

 より品質と信頼性を高めようという努力が常に見える点も、新型APトライク125の安心感に繋がる大きな魅力でしょう。

 そんなAPトライクの新たなシリーズ展開モデルとして、カーターは2024年7月に新型APトライク250を発表しました。

 このモデルは車名の通り、エンジンの排気量を125ccから250ccへと拡大しており、さらに空冷から水冷化。

 無鉛レギュラーガソリンを使用して最高出力15.6馬力・最大トルク1.98kgf・mを発揮するので、複数人での乗車時や重量物の積載、急な坂道を上る際にも、より余裕を持って走り抜けることが可能です。

 トランスミッションも「5段変速」(自動遠心クラッチ/ロータリー式シフト)へと進化しており、パワーユニット全体の耐久性も向上しているといいます。

 車体のフレームも新設計され、フレームは肉厚化によって強度を確保。

 足回りも、従来のスイングアーム式から「3リンク式リジッドアクスルサスペンション」へと進化し、あらゆる走行条件下において操縦安定性を高めています。

 それでいながら、車体サイズは従来の125ccモデルと同等なので、日本の道路事情にマッチし、日常で使い勝手の良いサイズ感を維持しました。

 運転に必要な免許も、125ccモデルと同様に普通自動車免許(AT限定可)で運転することが可能です。

※ ※ ※

 新型APトライク125の車両価格(消費税込)は、52万8000円。全国の正規販売店にて試乗や購入が可能です。

 そして新型APトライク250は、70万円台で2024年秋頃に発売する予定となっており、続報に期待と注目が集まっています。

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