“約172万円”のホンダ新型「フィット」公開！ 大人気「コンパクトカー」がより豪華＆便利に進化！ スポーティな「RS」に“小さな高級車”な「LUXE」…豊富な「5グレード」人気は？

ホンダは2024年9月5日、コンパクトカー「フィット」の一部改良モデルを発売しました。フィットは豊富なグレード展開が特徴ですが、どのグレードが人気なのでしょうか。

■ホンダ新「フィット」登場！ どのグレードが人気？

　ホンダは2024年9月5日、コンパクトカー「フィット」の一部改良モデルを発売しました。

　ではフィットはどういったユーザーから支持を集めているのでしょうか。販売店に話を聞きました。

　初代フィットは2001年にデビュー。コンパクトなボディながら広い室内空間や、ユーティリティ性能の高さ、優れた走行性能が好評を得ています。

　現行モデルは4代目として2020年に登場しました。

　パワートレインにはガソリンモデルに加え、2モーターハイブリッド「e：HEV（イーエイチイーブイ）」モデルを設定し、走行性能と燃費が向上したほか、先進運転支援の「ホンダセンシング」を全モデルで標準装備するなど、安全性を高めています。

　また、フィットは豊富なグレード展開が特徴のひとつで、エントリーグレードの「BASIC（ベーシック）」をはじめ、「HOME（ホーム）」「CROSSTAR（クロスター）」最上級グレードの「LUXE（リュクス）」、そして2022年10月にはスポーティな「RS（アールエス）」が加わり、計5つのグレードをラインナップしています。

　今回登場した一部改良モデルは、全グレードに機能が追加されたほか、グレードごとに新たな装備が加わりました。

　具体的には、まず全グレードにオートリトラミラー、全席オートパワーウィンドウ、助手席シートバックポケット、ラゲッジルームランプなどが標準装備されました。

　またグレード別に、ホームには本革巻ステアリングホイール、本革巻セレクトレバー、またe：HEVモデルには運転席シートバックポケットが追加されます。

　RSとリュクスには運転席シートバックポケット、RSのガソリンモデルにはシートバックスマートフォンポケット、e:HEVモデルにはリアセンターアームレストが追加装備となりました。

　さらにクロスターには、本革巻ステアリングホイール、本革巻セレクトレバー、運転席シートバックポケット、アームレスト付センターコンソールボックス（ドリンクホルダー付）のほか、ガソリンモデルにはシートバックスマートフォンポケットも新たに装備されます。

　一部改良した新フィットの価格（消費税込）は、172万400円から284万6800円です。

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　では販売店ではどのような反響があるのでしょうか。またフィットはどういったユーザーから支持を集めているのでしょうか。

　これについて、都内ホンダ販売店の営業スタッフは以下のように話します。

「フィットはさまざまなグレードがありますが、なかでも一番人気はホームですね。

　普段使いはもちろん、ちょっとした旅行などにも利用され、使い勝手や金額などでも一番バランスの良いグレードとして支持を得ています。

　サイズがコンパクトで小回りが効くという点で、特に女性から人気があります」

　また別の販売店の営業スタッフは以下のように話します。

「当店での人気グレードはホームですが、運転が好きでたくさん運転したいという方はRS、SUVのようなデザインを好む方はクロスターを選ばれるなど、各グレードもそれぞれ支持を得ています。

　ご家族の方だと、小さいお子さまだとスライドドアのある『N-BOX』を選ばれる方が多く、フィットはお子さまが成長して、小学生以上のお子さまをお持ちのご家族の方に選ばれていますね」

　なお、新フィットの納期について前出の担当者は「現在1か月半前後で、年内にはお届けできる予定です」と話していました。