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約435万円! 史上最強のトヨタ「FF最大・最上級セダン」発表に反響多数! 「欲しい」の声集まる“6年ぶり全面刷新”の「カムリ」ニュージーランドにも登場で話題に

くるまのニュース / 2024年9月26日 14時10分

トヨタのニュージーランド法人は、2024年8月6日、新型「カムリ」を現地で発売すると発表しました。このクルマについて、日本国内でも反響が出ています。

■トヨタ新型「カムリ」に「欲しい」の声

 トヨタのニュージーランド法人は、2024年8月6日、新型「カムリ」を発売しました。このクルマの概要と、現在日本国内で出ている反響を紹介します。

 カムリは、トヨタが製造、販売している高級セダン。初代モデルが登場したのは1980年で、当時は「セリカ・カムリ」という車名でした。

 約2年後の1982年に登場した2代目モデルから、セリカの名前が取れてカムリとなり、その後8度のフルモデルチェンジを経て、2017年には日本国内最後のモデルである10代目が登場します。

 10代目が登場して約6年後の、2023年に日本国内向けのカムリは製造終了となりましたが、海外では11代目が発表され、今回ニュージーランドでも11代目の発売が発表されたという形です。

 新型カムリについてトヨタのニュージーランド法人は「Camry The Most Powerful Ever(カムリ、史上最強)」としています。

 ボディサイズは、全長4920mm×全幅1840mm×全高1445mm、ホイールベースは2825mm。

 エクステリアは、ここ数年の新型プリウスやクラウンシリーズと同様に、コの字型ライトの「ハンマーヘッド」デザインを採用した、スポーティで先進的なデザインです。

 デイタイムライトを含めたヘッドランプ、テールランプともにスリムなLEDとなっており、荒々しく鋭い印象を与えます。

 インテリアは、先代モデルに比べてクッションの長さを延長し、ヘッドレストを後方に移動させたうえで柔らかくしたシートが特徴的。

 メーター類は7インチまたは12.3インチのデジタルディスプレイに表示されるほか、8インチまたは12.3インチのマルチメディアタッチスクリーンディスプレイも搭載し、Apple Car PlayとAndroid Autoに対応したワイヤレス充電が標準装備されています。

 「ヘイ、トヨタ」といった簡単なフレーズで起動し、ナビの設定、オーディオ、エアコンの操作ができるインテリジェント・アシスタントも利用可能です。

 パワートレインは、2.5リッターハイブリッドシステムを搭載。最大出力230馬力を発生します。

 グレードは「GX」「SX」「ZR」の3種類があり、エントリーグレードのGXに対して、SXはBi-Beam LEDヘッドライト(1灯の光源でロービームとハイビームを切り替えられるヘッドライト)が1眼から2眼に強化され、さらに上述したマルチメディアタッチスクリーンディスプレイが12.3インチになるほか、カーナビやパワーシートも追加設定。

 さらに最上級グレードのZRでは、ホイールサイズが17インチから18インチに変更され、レザーインテリア、パノラマルーフ、ステアリングヒーター、プライバシーガラスなどが追加されます。

 先進安全装備として、歩行者検知機能つきの衝突被害軽減ブレーキや、車線逸脱防止システム、オートハイビームを含めた予防安全装備のほか、全車速追従機能つきレーダークルーズコントロールといった運転支援機能などの機能がついた、トヨタセーフティセンス3.0を搭載。

 ボディカラーは全7色から選択可能で、価格はGXグレードが4万9990ニュージーランドドル(約435万2929円)、SXグレードが5万1990ニュージーランドドル(約452万7081円)、ZRグレードが5万6190ニュージーランドドル(約489万2800円)です。

 そんな新型カムリに対する日本国内での反応は、「この値段なら日本でも出せばけっこう売れると思うんだけどな」「日本で売ってくれればすぐ買う」「日本でフルモデルチェンジしてほしい」というもの。

 10代目モデルまではつい最近まで日本で購入できたのに、海外専用モデルになってしまったことを残念がるユーザーは、やはり多いようです。

 めずらしい声として、「万が一日本で売ることがあっても、快適装備を取り除いた安い仕様になるんじゃないかと心配」というものも見られました。

 おなじ車種でも海外仕様と日本国内仕様で変更が加わる可能性は大いにあり、日本での販売自体はやはり望みつつも、望んだ形と違う形で実現してしまう可能性を危惧している様子でした。

※ ※ ※

 日本国内からは撤退し、海外で着々と展開されていく新型カムリ。セダン自体の人気が下がっているといわれる現状でも、支持するユーザーにとっては日本でも売って欲しいという思いは多くあるようです。

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