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5速MTあり! スズキが「小さな高級車」を発表! 全長4m切りに「斬新“7の字”ライト」採用! 流麗ボディ×「快速ターボ」搭載の「新フロンクスターボ」インドで発表

くるまのニュース / 2024年9月30日 16時10分

スズキのインド法人マルチ・スズキは、「フロンクス ターボ」を発表しました。

■1リッターターボ×5速MTの快速仕様

 スズキのインド現地法人であるマルチ・スズキは2024年9月16日、「フロンクス ターボ」を発表しました。

 フロンクスは、2023年1月にインドで発表されたコンパクトSUVです。同年4月にインドで発売後は、わずか10か月で10万台の販売台数を達成し、インドにおいては最も勢いのあるモデルとなっています。

 さらに、スズキにおける新たな世界戦略車として中南米、中近東、アフリカなどでも販売。2024年秋には日本国内でも販売されます。

 ボディサイズは全長3995mm×全幅1765mm×全高1550mm、ホイールベースは2520mmと取り回しのしやすいコンパクトサイズです。

 エクステリアは、迫力と厚みをもたせたフロントフェイスと横への張り出しが強調されたボディサイド、クーペ風の流麗なテールデザインなどがコンパクトSUVのクラスを超えた力強さや存在感を表現しています。

 ライトは上下で分割されており、精悍でシャープな3眼と、上1灯・下2灯を組み合わせたロービームで構成。斬新かつ鋭い表情としています。

 リアはテールランプに「7」の字型のような3連ランプと横一文字のシグネチャーランプを備えるなど、前後のライトデザインは独特なものとなっています。

 インテリアはブラックを基調にボルドーのアクセントカラーを配したほか、シルバー&ピアノブラックのパネルや、ダブルステッチを施したレザーコンビシートなども備え、上級車種のような高級感を演出しています。

 インド仕様車のパワートレインは89馬力を発揮する1.2リッター4気筒ガソリンおよびCNG(圧縮天然ガス)エンジンと、100馬力を発揮する1リッター3気筒ガソリンターボエンジン+マイルドハイブリッドが用意されます。1リッターターボ車の0-60km/h加速は5.3秒をマークします。

 トランスミッションは1.2リッター車が5速MTおよび5速AMT、1リッターターボ車は5速MTおよび6速MTが設定され、駆動方式は全車FFです。

 価格は75万1500ルピー(約129万円)から128万7500ルピー(約221万円)です。

 今回の発表では、1リッターターボ車の呼称をフロンクス ターボに変更。「Thrill Has a New Shape.」をキーワードに新規顧客の獲得を目指すとしています。

 マルチ・スズキのマーケティング&セールス担当上級執行役員、パルト・バネルジー氏は次のようにコメントしています。

「フロンクスターボは、イノベーションと限界を押し広げてスリリングなドライビング体験を提供する精神を体現しています。

 パワフルなエンジン、魅力的なデザイン、現代のドライバーの願望に応えるエンジニアリングを備えたこの車は、パフォーマンスを求めるお客様にとって傑出した選択肢です」

※ ※ ※

 なお、今秋発売予定の日本仕様車は全車1.5リッター4気筒ガソリンエンジン×6速ATで、駆動方式はFFに加え、ほかの市場では設定のない4WDが用意されます。

 さらに、機能装備ではインド仕様車に設定のない先進運転支援「デュアルセンサーブレーキサポートII」や電動パーキングブレーキ、停止保持機能付きのアダプティブクルーズコントロールなどを採用しており、充実したものとなっています。

 価格などは発表間近に明らかになるとみられます。

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