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軽の「黄色いナンバー」ダサい? 普通の「白いナンバー」をつけたい! どうやったら可能? 「普通車っぽいナンバー」に変える方法とは

くるまのニュース / 2024年9月29日 14時10分

軽自動車でも「白いナンバー」を装着できるといいます。一体どういうことなのでしょうか。

■軽自動車でも白ナンバーにしたい!

 近年、イラストや図柄が描かれたナンバープレートをつけたクルマを見かけることが増えましたが、これはどういったものなのでしょうか。
 
 また、軽自動車でも図柄のナンバープレートをつけることができるのでしょうか。

 一般的に、クルマのナンバーは用途や車種によって文字やプレートの色が決められています。

 例えば、自家用の普通車であれば「白地のプレートに緑文字」、軽自動車は「黄色地に黒文字」、タクシーなど事業用の普通車は「緑地に白文字」などです。

 しかし、最近では白いナンバーをつけた軽自動車やタクシーのほか、イラストが描かれたナンバープレートも見かけるようになりました。

 これは「図柄入りナンバープレート」と言われるもので、現在全国で70種類以上の図柄が存在しています。

 図柄入りナンバープレートは、2017年4月に「ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレート」の交付が開始されたのが最初で、同じく2017年10月には「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート」が交付開始されました。

 このふたつの図柄入りナンバーは、プレート全面に図柄がデザインされたタイプのほかに右上にロゴのみが描かれたタイプがあり、普通車と軽自動車で色やデザインの違いはありません。

 このことから、一部の軽自動車ユーザーの間では、従来の黄色いナンバープレートが気になっていたという声もあり、ロゴのみのタイプであれば普通車と同じように白の面積の多いナンバーを軽自動車に装着できることから話題になりました。

 二種類の図柄入りナンバーは交付が終了していますが、現在は全国どこでも取得可能な全国版と、特定の地域でのみ取得できる地域別ナンバーの取得が可能です。

 現在取得可能な全国版は、大阪・関西万博のキャラクターである「ミャクミャク」が描かれた「大阪・関西万博ナンバープレート」と、全国の県花がデザインされた「全国版図柄入りナンバープレート-令和4年度版-」の二種類です。

 さらに、地域別デザインとして、2018年10月に第一弾として41地域で交付が開始され、2020年5月に17地域、2023年10月に10地域が追加されています。

 地域別ナンバーは、ナンバーに表示される地名や都道府県によってそれぞれ異なる図柄が採用されており、例えば山形ナンバーではさくらんぼ、静岡県・山梨県の富士山ナンバーでは富士山など、その地域のシンボルや象徴するアイテムがデザインされています。

 ほかにも熊本ナンバーは「くまモン」、愛媛ナンバーは「みきゃん」など、ご当地の“ゆるキャラ”が描かれたものまでデザインは幅広く、地域ごとに特色のあるナンバープレートとなっています。

 全国版、地域別とも、フルカラーと白黒のデザインがあり、1000円以上の寄付をすればフルカラーを選択可能です。

 ちなみに図柄入りナンバーには、軽自動車には黄色、事業用のクルマには緑の縁取りが追加されており、従来通り軽自動車や事業用車の判別が容易になっています。

※ ※ ※

 軽自動車で白ナンバーをつけたいと考えている人は、完全に白くはならないものの、図柄入りナンバープレートに変更することで、普通車のように白い面積の多いナンバープレートをつけることが可能です。

 交付料金や手数料が必要にはなりますが、基本的に現在使用しているナンバーを変えることなく図柄入りナンバーに変更することが可能ですので、チェックしてみてはいかがでしょうか。

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