ダイハツの斬新「軽トラック」は“カクカクボディ”が凄い! めちゃカッコいい「四角デザイン」に“最先端技術”採用! 車内も広々の「デコデッキ」とは
くるまのニュース / 2024年10月2日 12時30分
かつて東京モーターショーには、ダイハツから斬新な軽トラックが出展されていました。一体どのようなモデルだったのでしょうか。
■ダイハツの斬新な「軽トラック」!
世界各地で開催される「モーターショー」では、誰もが驚くような遊び心のあるコンセプトカーが数多く展示されています。
2013年の「第43回東京モーターショー」にダイハツから出展された軽トラックのコンセプトモデルも、斬新なデザインが記憶に残る一台でした。
そのクルマの名は「FC凸DECK」で、これは“エフシー・デコ・デッキ”と読みます(以下、デコデッキ)。
同車は、タイヤが付いた板状のベース部分に、運転席を配した「箱」をドンッと乗せただけという、極めて個性的かつ斬新なフォルムが特徴。
さらに箱型をした運転席の内部は、クラブに設置されている“DJブース”のような見た目となっています。
車内は左右に運転席と助手席を設置した2人乗りで、インテリアは黒を基調としつつもステアリングの一部やフロントパネルにはホワイトを採用するなど、メリハリのあるカラーリングがユニークです。
また、フロントパネルの中央部分には、鮮やかに光る円形のセンターメーターが設置されていました。
このように、非常にユニークな見た目に注目の集まるデコデッキですが、これは単なる「遊び心満載のクルマ」ではなく、当時の最先端技術を用いた実験車両でもありました。
実はデコデッキには、ダイハツが独自に開発した「貴金属フリー液体燃料電池」が搭載されていたのです。
希少な金属を使う「液体燃料電池」は生産にコストがかかり、またサイズが大きくなることが従来大きなネックでした。
そこでダイハツでは、高価な白金を使わない貴金属フリー液体燃料電池を研究して開発。
液体燃料電池の低コスト化と省スペース化の実験車両として、デコデッキを生み出したのです。
実際に、デコデッキはただのモックアップではなく、床下には開発中だった貴金属フリー液体燃料電池が収められていました。
この貴金属フリー液体燃料電池は出力が0.5kWとなっており、同会場では出力が2kWの発電機「FC-Dock 20C」も展示。
このように、ユニークな見た目に注目が集まったデコデッキは、未来の自動車開発に向けた重要な研究車両でもあったのです。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
全高2m級で“ほぼ立ち乗り”状態!? 超ハイトな「4人乗りコンパクトカー」がスゴい! 斬新すぎるホンダ「不夜城」どんなモデル?
くるまのニュース / 2024年9月28日 16時10分
-
「えっ…“軽”の室内!?」“広すぎる”ホンダ「N-BOX」がスゴイ! 斬新「分割仕様」の「N-TRUCK/N-CAMP」とは
くるまのニュース / 2024年9月28日 10時10分
-
ダイハツの「斬新軽トラック」がスゴい! 全長3.4mで「スゴいドア」×めちゃ“画期的荷台”採用! 「個室仕様」にもできるグリーンマシン「ツムツム」とは
くるまのニュース / 2024年9月26日 11時50分
-
ダイハツ“斬新”「軽SUV」がスゴイ! “カクカク”デザインが超カッコイイ! スズキ「ジムニー」サイズの本格“四駆”「SP-4」とは
くるまのニュース / 2024年9月25日 20時10分
-
ダイハツの斬新「4人乗り軽トラ」がスゴい! 旧車風「“丸目”ライト」に「やさしいグリーン」が超カワイイ! 屋根開きスタイルの「バスケット」は今登場して欲しい1台
くるまのニュース / 2024年9月11日 18時10分
ランキング
-
1「花火やボール遊びをOKに」窮屈な“公園のルール”変えた杉並区。きっかけは“小学生のひと言”だった
女子SPA! / 2024年10月2日 8時44分
-
2「電子レンジ」使用時に“発火” どうして? 原因&やりがちなNG行為 NITEが解説
オトナンサー / 2024年10月1日 22時10分
-
3外国人旅行者が“子供の頃から憧れていた”日本で「感動したこと/残念に感じたこと」
日刊SPA! / 2024年10月2日 8時53分
-
4運転免許が「本人確認書類」にならない? なぜ? 今後はマイナカードに1本化!? 免許偽造で4000万円被害も… オンライン契約は何が変わる?
くるまのニュース / 2024年10月2日 9時15分
-
5老後は夫婦で我慢せずに「別行動」でもいい根拠 「我慢」を続けると前頭葉機能が大幅に低下
東洋経済オンライン / 2024年10月2日 7時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください