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花の模様の「全国版図柄ナンバー」2027年以降も「交付継続」の方針へ!? 「申し込みどんどん増加している」ご当地ナンバーに負けぬ人気

くるまのニュース / 2024年10月7日 17時40分

国土交通省は2024年9月30日、2回目の「図柄入りナンバープレート等に関する検討会」を開催。そこで、全国版図柄入りナンバープレートについて、2027年以降も、今のデザインを交付し続ける方針を固めました。

■「交付終了」まで2年半 その後は?

 国土交通省は2024年9月30日、2回目の「図柄入りナンバープレート等に関する検討会」を開催。
 
 そこで、全国版図柄入りナンバープレートについて、2027年以降も、今のデザインを交付し続ける方針を固めました。

 現在の全国版図柄入りナンバープレートは2022年4月に交付開始。全国47都道府県の花をモチーフとしたデザインで、「日本全体で立ち上がろう」という思いが込められているといいます。ご当地ナンバーとは異なり、全国誰でも交付できます。

 交付を希望する場合、国土交通省の特設ウェブページや交付窓口などから申し込みます。交付料金はおよそ7000円~8000円台です(地域で変動)。図柄は通常モノトーンですが、申し込み時に1000円以上の寄付金を追加するとカラーになります。

 これの交付期間が2027年4月30日までとなっていて、そのあとどうしていくのかが、現在話し合われています。

 7月に開かれた第1回目では、委員から以下のように、全国版図柄ナンバーの「廃止」に反対する意見が出ました。

「全国版がなくなってしまうと、地方版がない地域の製造メーカーは、今の製造設備を使用しなくなる。その後ふたたび図柄入りナンバープレートを出すことになっても、製造をやめた地域はすぐに対応できない可能性がある」

「図柄入りナンバープレートの製造システムはある種のインフラと言える。インフラがなくなることは避けるべきであり、全国版を継続した方がいいと思う」

 さらに、「全国版」を継続するにしても、「新デザイン」への移行に対して、「二重で製造するコストがかかる」「全国版は、今の図柄がそれなりに堅調に推移しているのであれば、継続で良いのではないか」など、慎重論が出ていました。

 これらの結果を整理し、今回あらためて、「現行デザインを継続する」という結論が示された形です。

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