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ながーーいトヨタ新型「“3人乗り”バン」公開に反響多数! 斬新“大口”顔に「欲しい」「カッコイイ」の声も!? スライドドアも装備の「プロエースシティ」アイルランドで実車展示

くるまのニュース / 2024年10月10日 6時10分

トヨタのアイルランド法人は2024年9月17日、現地で開催された農業イベント会場に、マイナーチェンジ版の新型商用バン「プロエースシティ」を出展しました。日本では売られていない新型プロエースシティに対し、SNSなどではさまざまな反響が寄せられています。

■商用バン仕様の「シエンタ」や「JPNタクシー」が欲しいとの声も!?

 トヨタのアイルランド法人は2024年9月17日(現地時間)、農業イベント「National Ploughing Championships(全国プラウイング チャンピオンシップ:耕作選手権)2024」会場に、2024年より欧州で発売を開始したマイナーチェンジ版の新型「プロエースシティ」を出展しました。
 
 SNSなどには、国内未発売の商用バンに対し興味を示す多くの声が集まっています。

 2019年より販売を開始した小型クラスのスライドドア付き商用バン、プロエースシティは、提携を結ぶステランティスグループから供給を受け、トヨタの欧州部門で販売されるモデルです。

 日本でも販売されるプジョー「リフター」/シトロエン「ベルランゴ」などとは兄弟車に相当します。

 パワートレインはディーゼルエンジンなどのほか、2021年にはBEV(バッテリーEV:電気自動車)の「プロエースシティ Electric(エレクトリック)」が追加されています。

 そして2023年11月にマイナーチェンジモデルが発表され、2024年より欧州各国で順次導入が始まっています。

 従来型に対しすっきりしたフロントマスクを採用し、グレードによりフルLEDヘッドライト、アルミホイールなども設定します。

 内装は、ステアリングホイールデザインを一新したほか、10インチディスプレイによるマルチインフォテインメントシステム、ワイヤレスによるApple CarPlay/Android Auto接続などの最新コネクティッド機能を搭載します。

 アイルランドでは、ショートホイールベース版(SWB)とロングホイールベース版(LWB)が販売され、BEV版はSWBのみの設定です。

 そのうち、全国プラウイング チャンピオンシップ会場に出展されたのは新型プロエースシティ LWBモデル。

 ボディサイズは、全長4751mm×全幅1848mm×全高1860mm、ホイールベース2975mmです。

 アイルランド仕様のパワートレインは、最高出力130hpを発生する1.5リッター直列4気筒ディーゼルターボと、6速MTもしくは8速ATを組み合わせ、最大積載量は1000kgとなっています。

 新型プロエースシティ LWBモデルのアイルランドにおける価格は3万2605ユーロ(約524万円)。乗車定員は3名です。

 なお2024年9月現在、マイナーチェンジ版はディーゼルモデルのみ先行導入され、EVモデルは今後追加される模様です。

※ ※ ※

 日本では売られていない新型プロエースシティですが、SNSなどではさまざまな反響が寄せられています。

 多かったのは「国内の商用バンでこういうサイズのクルマがあると良いのに」「プロボックスの上がタウンエースやハイエースになってしまう」など、国内でも需要はあるのではという声でした。

 また国内の乗用車をベースにした商用バンが欲しいとし「(コンパクトミニバンの)シエンタの商用仕様が欲しい」「(タクシー専用車)JPNタクシーベースの商用バンなら1日乗っていても疲れにくくて良いのでは」など、スライドドアを備えたモデルの商用仕様に興味を占める意見もありました。

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