トヨタ斬新「SUVミニバン」がスゴイ! “ゴツ顔”のクロスオーバーボディ&「フルフラット」内装! “ハイルーフ”でめちゃ開放的な「ノア アクティブ クロス」とは?
くるまのニュース / 2024年10月19日 6時10分
2024年10月に「JAPAN MOBILITY SHOW Biz week 2024」が開催されますが、2015年に行われた「東京モーターショー2015」には、トヨタから斬新なSUVミニバンが出展されていました。一体どのようなクルマなのでしょうか。
■トヨタの「SUVミニバン」を示唆するモデルとは?
2024年10月15日から18日まで、幕張メッセ(千葉市美浜区)にて「JAPAN MOBILITY SHOW Biz week 2024」が開催されます。
昨年から「JAPAN MOBILITY SHOW」と名称を変えて、クルマのみならず多岐にわたるモビリティが展示されるようになりましたが、これまでは「東京モーターショー」として、様々なメーカーが最新のコンセプトカーや市販モデルを披露していました。
かつて2015年に行われた「東京モーターショー2015」では、トヨタが世界初公開したSUVミニバンがひときわ注目を集めていました。
一体どのようなクルマなのでしょうか。
そのクルマとは「ノア アクティブ クロス」です。
トヨタ「ノア」は、使い勝手の良さと広い室内空間で知られるミドルサイズミニバンの代表格です。
なかでも2014年から2021年に販売されていた3代目は、5ナンバーサイズのボディに3列シートを備え、ファミリー層や多人数での移動を快適にするモデルとして高い人気を誇りました。
7年というモデルライフの長さからも、その完成度の高さがうかがえますが、ノアの魅力は単なる移動手段を超え、エクステリアやインテリアのデザイン、豊富なバリエーション展開により、多様なニーズに応えてきた点にもあります。
3代目ノアには、通常のモデル以外にも様々な派生モデルが用意されていました。
トヨタのレース部門であるトヨタGAZOOレーシングが手がけたG’sグレードなどがその例です。
これらのバリエーションは、家族向けのミニバンでありながら、個性や趣味を反映できる選択肢を提供してきました。
そんななか、東京モーターショー2015にてトヨタグループ会社で、ノアの製造もおこなうトヨタ車体のブースで参考出展されたノア アクティブ クロスは、クロスオーバーSUV風のデザインが取り入れられたコンセプトモデルで、都会的なイメージとアウトドアでの機能性を両立させた1台として展示されました。
エクステリアは白を基調としながらも、前後バンパーやドアパネル、フェンダーにはプロテクターが装備され、SUV風の力強い印象を与えます。
プロテクターはSUVにありがちなツヤ消しブラックの加飾ではなく、上品なサテンシルバー塗装で仕上げられていた点も大きな特徴です。
さらにアクセントカラーとしてオレンジが用いられており、グリルやエンブレム、バンパーに差し色が施されていることで、アクティブかつファッショナブルな雰囲気が強調されています。
くわえてルーフは標準のノアにはないハイルーフ仕様となり、ガラスルーフも装備されていたため、室内は非常に明るく、開放感のある空間が実現されていました。
リアゲートにはキャリア機能が追加されており、スキーやスノーボード、サーフボードなどの長尺物を容易に積み込むことができるほか、福祉車両に使用されているようなリアスロープも装備。
このスロープは、アウトドアギアを載せるだけでなく、簡易テーブルとしても活用できるというユニークなアイデアが採用されており、まさに多機能な1台です。
タイヤにはヨコハマのSUV向けオールテレーンタイヤである「ジオランダー」が装着され、225/55 18インチのものを採用。
これにより最低地上高が向上し、オフロードでの走破性も強化されています。
一方、インテリアデザインもエクステリアと同様にホワイトを基調とし、オレンジのアクセントが随所に取り入れられていました。
特に注目すべきは、ダイブダウン式の助手席および2列目シートです。
これにより、シートを倒すとフラットな床面ができ、3列目を跳ね上げれば、長尺物も余裕で積載できる広大な空間が生まれることから、室内の実用性にも優れていることが分かります。
そんなクロスオーバーSUV風のノアですが、現在まで市販には至っていません。
SUV人気が続く中で、このような派生モデルが登場すれば、新たな市場を開拓する可能性は十分にあります。
例えば、三菱「デリカD:5」は、ミニバンでありながらクロカン4WDに匹敵する高い悪路走破性を持ち、唯一無二のSUVミニバンとして確固たる地位を築いています。
いっぽう2023年の第1回JAPAN MOBILITY SHOWでは、かつてノア アクティブ クロスを出展したトヨタ車体が、ミニバンとSUVを融合したコンセプトカー「X-VAN GEAR CONCEPT(クロスバンギアコンセプト)」を参考出品しています。
近年のSUV人気が続く背景も相まって、ノア アクティブ クロスのようなモデルが再び注目され、市販化に至る日が来るかもしれません。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
全長4.6m級! トヨタの「SUVミニバン」がすごい! 斬新“カクカクボディ”に「画期的スライドドア」採用! ちょうどいいサイズの「Xバン」登場に期待
くるまのニュース / 2024年10月11日 12時30分
-
トヨタ「センチュリー“ミニバン” !?」に反響多数! 超豪華な「プラチナム ラウンジ」に「スゴイ」「欲しい」の声! “超凄いハイエース”「ナイト エクスクルーシブ ワゴン」が話題に
くるまのニュース / 2024年10月7日 16時20分
-
トヨタの新たな「“SUV”ミニバン」いつ出る!? 「“スゴイ”スライドドア」&「ゴツゴツ」仕様が超カッコイイ! 市販化待たれる「X-VAN(クロスバン)」とは
くるまのニュース / 2024年10月1日 12時10分
-
トヨタの「SUVミニバン」登場へ!? 「出たら買う」「車中泊バッチリ」 “両開き”「斬新ドア」×超タフ仕様に反響多数! 登場期待の「クロスバンギア」とは
くるまのニュース / 2024年9月25日 6時10分
-
トヨタの新たな「SUVミニバン」登場に注目集まる! 悪路に強い“カクカク”車体に「すごいスライドドア」採用! ありそうで無かった「X-VAN」に大反響!
くるまのニュース / 2024年9月21日 7時40分
ランキング
-
1ワークマンとGUの「2000円台パンプス」を徹底比較!1時間履いて歩いてみると違いは歴然
女子SPA! / 2024年10月19日 15時46分
-
2「びっくりドンキー」モーニング“おかわり無料”コーヒー 本格的でおいしい“納得のワケ”と低価格の“秘訣”
オトナンサー / 2024年10月19日 7時10分
-
3『ワイドナショー』出演で批判殺到の31歳人気俳優、“政治的発言”を巡るバッシングに違和感の理由
女子SPA! / 2024年10月17日 8時45分
-
4フライト中に泥酔する「迷惑老人客」。トイレに行ったと思ったら、女性の悲鳴が…
日刊SPA! / 2024年10月19日 15時52分
-
5牛丼チェーン「深夜料金」に不満の声が続出する訳 外食チェーンのインフラ化に我々は慣れてしまった
東洋経済オンライン / 2024年10月12日 9時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください