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品川に「巨大な橋」爆誕!? 未完の「環状第4号線」工事が進行中!“分断状態”品川駅に悲願の「東西ルート」誕生へ

くるまのニュース / 2024年10月15日 7時40分

東京都が整備を進める都市計画道路のうち、未開通となっている「環状第4号線」白金~品川区間が、一部で工事最盛期となっています。完成すればどれだけ便利になるのでしょうか。また、工事はどこまで進んでいるのでしょうか。

■品川駅を東西に立体交差

 東京都が整備を進める都市計画道路のうち、未開通となっている「環状第4号線」白金~品川区間が、一部で工事最盛期となっています。
 
 完成すればどれだけ便利になるのでしょうか。また、工事はどこまで進んでいるのでしょうか。

 環状第4号線は、港区港南三丁目から、白金台、国立競技場、西早稲田、本駒込、日暮里を経由して江東区新砂三丁目へつなぐ道路です。開通済みの区間は「プラチナ通り」「外苑西通り」などの名称があります。

 起点部はまるまる未開通ですが、そのなかでも品川駅周辺は再開発事業と一体となり、JRをひとまたぎする橋を中心に工事進行中となっています。

 より具体的には、品川駅東口広場の1区画北側、旧海岸通りの「新港南橋」交差点から始まります。高架でまっすぐ西進し、新幹線や東海道線、山手線、京急などを一気に跨いで西口へ出ます。そのまま第一京浜(国道15号)も越えて、切り立った崖上の高輪台地へ着地します。

 台地上はそのまま地上区間として西進し、高輪台駅前の国道1号に接続します。完成すれば、長らく「完全分断」状態になっていた品川駅の東西エリアが、ようやく「まともに」道路で結ばれるようになります。

 ここまでが進行中の区間「港南・高輪工区」で、その先は「白金台工区」として北西に進み、目黒通りまで出て開通済みの「プラチナ通り」へ接続するする計画です。白金台工区は2020年に事業化しましたが、まだ用地取得の段階が始まったばかりです。

 さて気になる工事進捗ですが、まずはJRをまたぐ橋が、かなり完成に近づいてきました。JRの真上部分はJR関連会社が工事を担当していますが、ここは6月17日に桁架設が完了。あとは舗装や高欄など「道路としての仕上げ」を残すのみです。

 そして現在は、高架が降り立つ東口部分の工事が本格化しています。NTTドコモ品川ビル前では、東口広場へ回り込む部分の道路が来年1月まで通行止めとなっています。

 いっぽう駅西口のほうは、グランドプリンスホテル高輪の北側を通過する部分で、まだ用地取得の段階です。第一京浜をまたぐ部分では、第一京浜から環4へ上がってくる側道も整備されるため、必要な道路用地は広くなってきます。

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