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トヨタ新型「最小級SUV」世界初公開! 全長3.7m「小型ボディ」に“5速MT”搭載した「快音モデル」! 斬新な“2トーン塗装”も採用した「新型アイゴクロス」欧州発表!

くるまのニュース / 2024年10月16日 19時10分

トヨタの欧州法人は、エントリークラスのコンパクトクロスオーバーSUV「アイゴX(クロス)」の特別仕様車を世界初公開しました。快音が響く「特別なシステム」を搭載したモデルだといいます。

■トヨタが快音の新型「コンパクトSUV」世界初公開!

 2024年10月11日、トヨタの欧州法人はエントリークラスのコンパクトクロスオーバーSUV「アイゴX(クロス)」の特別仕様車を世界初公開しました。

 トヨタ「アイゴ」は、初代モデルが2005年に登場したコンパクトカーです。

 ドイツやフランス、イギリスなど欧州市場を中心に展開されており、トヨタが現地で展開する車両のなかでは最も小さいモデルで、日本でも販売されているコンパクトカー「ヤリス」よりも小さく安価な設定となっています。

 現行モデルは2021年11月に欧州で登場した3代目で、最低地上高を比較的高めに設定したクロスオーバータイプとなって登場。車名も“アイゴX”へと刷新されました。

 プラットフォームは、ヤリスおよびコンパクトSUV「ヤリスクロス」と同じTNGA GA-Bプラットフォームを採用し、ボディサイズは全長3700mm×全幅1740mm×全高1510mm。

 SUVのたくましさを備えながら、小さく使い勝手の良いサイズ感が特徴で、最小回転半径は4.7mと非常に小回りが効きます。

 エクステリアにはウェッジルーフラインを採用してスポーティなイメージをもたせながら、大型グリルやフォグランプ、スキッドプレート風デザインのバンパーを装備することでタフ感を演出。

 また、ボディのリア周りやルーフをブラックアウトした大胆な2トーンルーフを採用し、若々しさや先進性も感じられるスタイリングとなっています。

 インテリアはシンプルながらも引き締まったスポーティな造形で、無駄のない機能を絞った設定がミニマルな印象です。

 パワーユニットには、最大出力72馬力・最大トルク93Nmを発揮する1.0リッター直列3気筒エンジンを採用。組み合わせるトランスミッションは5速MTもしくはCVTを用意し、前輪を駆動するFFが採用されています。

 今回発表されたのは、そんなアイゴXの特別仕様車である「JBL スペシャルエディション」です。

 スピーカーなどで知られる音響機器製造会社「JBL」とのコラボレーションによって誕生した同車には、特別製作されたオーディオシステム「プレミアムJBLサウンドシステム」を標準搭載しており、クリアかつダイナミックな大音量のサウンドを楽しむことが可能。

 これは車両の特性に合わせて設計された専用のサウンドシステムで、何百時間もの作業と精密な調整によって完成したといいます。

 スピーカーの位置は、フロントドアに2つのフルレンジスピーカーを配置し、Aピラーにも25ミリのツイーターを装着。

 車両後部には、コンパクトカーとしてはかなり大型の200mmサブウーファーが装備され、パワフルな低音とクリアなサウンドを生み出します。

 また、助手席下に配置した300Wアンプには6つものチャンネルがあり、JBLのエンジニアは周波数を微調整することで、アイゴXの車内にロックやポップミュージックに最適なコンサートスタイルの広いサウンドステージを実現しました。

 そのほか、新しいアイゴX JBL スペシャルエディションは、内外装にも特別仕様車ならではの特徴を備え、バックドアに飾られたJBLのブランドロゴが一層の輝きを放ちます。

 コンパクトでありながら広々とした車内にも、シートトリムにJBLのブランドロゴがあしらわれ、乗車時には常にスタイリッシュかつ快適な環境での移動が可能です。

※ ※ ※

 このように個性的な1台へと仕上がった新しいアイゴX JBL スペシャルエディションは、10月11日から欧州市場で販売されています。

 また、同車に採用されたアイゴX専用のプレミアムJBLサウンドシステムは、従来からラインナップしている通常モデルのアイゴXにも、オプションとして搭載することが可能です。

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