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渋滞緩和の秘策は「新幹線と一緒に走る」どういうこと!? 「激レアすぎる混雑対策」開始へ 「信号も半減」って!? 福井でスタート

くるまのニュース / 2024年10月22日 20時30分

国土交通省 福井河川国道事務所は2024年10月11日、県市とともに、福井市内の渋滞緩和のための「通勤ルート変更」呼びかけを始めると発表しました。

■新幹線とともに誕生した「裏ルート」

 国土交通省 福井河川国道事務所は2024年10月11日、県市とともに、福井市内の渋滞緩和のための「通勤ルート変更」呼びかけを始めると発表しました。

 福井市街の北側には、九頭竜川が東西に横断しています。九頭竜川に架かる橋が限られているため、丸岡や春江といったベッドタウンからの通勤交通は、川を渡る部分で完全にボトルネックとなり、大渋滞が発生しています。

 特にひどいのは国道8号と、西側の県道「福井丸岡線」です。中心部を通り抜ける所要時間は、ピークである朝7時45分周辺に最大42分に達します。

 いっぽう、7時00分だと、所要時間は半分化のわずか20分。いかに特定の時間帯に、交通が集中しているかがわかります。そのため、国は「時間ずらし」をよびかけています。

 さらに状況を変えそうなのが、国道8号と福井丸岡線の中間部分に、2022年に開通した「新九頭竜橋」です。

 新九頭竜橋は北陸新幹線が金沢から福井県内へ延伸する際に、「道路と新幹線の一体橋」として建設されました。北行きの道路橋、北陸新幹線、南行きの道路橋が、1本の橋脚でまとめて支えられています。このような構造は「併用橋」と呼ばれ、レインボーブリッジや長野県村山橋などいくつかありますが、新幹線の橋梁では国内初の事例です。

 この新九頭竜橋を含む県道「福井森田丸岡線」は4車線が確保されています。さらに途中の信号交差点は21か所から「11か所」に半減しています。これにより、最大4分の時間短縮が見込まれます。

 4車線道路は中心街北端の国道416号で終わりですが、とりあえず九頭竜川を渡ってここまで来れるだけで、十分な時間短縮ができるというわけです。

 この「時間ずらし&経路変更」は11月はじめまで集中的に呼びかけられます。みんなで一斉に試してみることで、どんな変化が生まれるかを把握したいかまえです。

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