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最新「オービス」も検知できる「レーダー探知機」なぜ必要? “走り屋専用装備”じゃない!? 本当の役割とは?

くるまのニュース / 2024年10月22日 11時50分

制限速度を守るのは原則ですが、転ばぬ先の杖とでも呼べるのが「レーダー探知機」です。多様化する取り締まりに対して、レーダー探知機も多機能化しています。どういうときに使うのでしょうか。

■「レーダー探知機」は制限速度を守るように注意喚起してくれる装置です!

 カー用品のひとつに「レーダー探知機」があります。速度取り締まり装置(いわゆるオービス)の存在を事前に把握するものですが、決して速度超過を推奨しているわけではなく、制限速度を守るように注意喚起してくれる装置です。
 
 そもそも、速度取り締まり装置が設置されているような道はスピードが出やすく、注意して運転する必要があります。

 速度取り締まり装置の存在は、事前に警告する看板が掲示されており、スピードを抑制すべく注意喚起がおこなわれていますが、さらにレーダー探知機で速度取り締まり装置を検知することで安全運転をより意識できるという側面があるとされています。

 昨今の速度取り締まりはレーダー式だけではなく、レーザー式も登場するなど、取り締まりのシステムも多様化しています。

 これに対応すべくレーダー探知機も最新のレーザー感知機能や取り締まり無線の探知機能、GPSだけでなくGセンサーやジャイロセンサー搭載による詳細な位置情報、さらにはクルマの自己診断機能を受け持つ「OBD II」に接続するタイプまで登場し、より精度の高いレーダーマップでさらなる安全な走行ができるようになっています。

 ただしこの多機能化に伴い、レーダー探知機も安価なものから高性能モデルまで幅広い商品が存在。

 どのようなポイントに注目して選ぶべきか、カー用品店スタッフS氏に聞いてみました。

 S氏いわく、やはりより多くのオービス(レーダー式・レーザー式)を検知できるレーダー探知機がおすすめだといいます

「特に最近導入が進む『MSSS(新レーダー波移動式オービス)』は、従来の探知機では検知できないケースも報告されています。

 このシステムは小型で移動・設置がしやすいため、生活道路や街中でも使用されるケースが増えているようです」

 レーダー探知機でも一般道での取り締まりを検知する性能を持っているものが人気となっているそうです。

 レーダー探知機の形状は、大きく分けて4種類あります。

 ディスプレイと受信機(アンテナ)が一体になった「ワンボディ型」、これら主要部品が分離しており、ディスプレイを好きな位置に配置できる「セパレート型」、車内のバックミラーに被せて使う「ミラー型」、ドライブレコーダーとの連動を可能にした「ドライブレコーダー一体型」があり、どれもメリット(と少しのデメリット)があります。

「できるだけ車内をスッキリさせたい人には、やや高額ですがミラー型がおすすめです。

 このミラー型でレーザー式やMSSSにも対応したモデルを選べば、走行中のストレスはかなり軽減できると思います。

 またドライブレコーダー一体型は、探知機のディスプレイにドライブレコーダーの情報を表示できる機能が盛り込まれているので、複数の機器をひとつにまとめられます」(カー用品店スタッフ S氏)

 予算的には1万円前後~3万円程度が相場となっており、取り付け費用も1万円前後を想定しておくと良いでしょう。

※ ※ ※

 レーダー探知機と聞くと、いかにも“走り屋専用の装備”というイメージがありますが、実際には一般ドライバーにも、速度超過を抑える有効な手段となっています。

 これからはETC、ドライブレコーダーに続き、レーダー探知機も必須になるかもしれません。

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