約150万円! トヨタ「“カクカク”商用バン」が使い勝手サイコー! 営業マンご用達の「プロボックス」なぜ個人ユーザーが増加? “意外な”理由とは
くるまのニュース / 2024年10月22日 8時10分
最近、アウトドア愛好家のなかで隠れた人気車となっているのがトヨタ「プロボックス」です。実用性を突き詰めたトヨタの商用バンですが、これをカスタムした車両が個人ユースで人気となっています。
■個人で「プロボックス」に乗る意外な理由
最近、アウトドア愛好家の間で意外な車種が人気になっているようです。
それが商用のライトバンのトヨタ「プロボックス」です。
と言ってもそのまま乗るのではなく、全体に“アウトドア感”を演出させたカスタムを施し、手軽でオリジナルな1台に仕立てるのがトレンドとなりつつあるそうです。
一体どういうものなのでしょうか。
プロボックスは、もともとは2000年代までの「カローラバン/スプリンターバン」の後継モデルとして、商用車として専用設計され、2002年に誕生しました。
同車は商用車ならではの簡素化された装備による車重の軽さや、快適性より積載性・経済性を優先させた作りが特徴となっているのですが、一時はトヨタもアウトドア需要を見込み、2013年までは乗用車登録モデルもありました。
サイズは全長4245mm×全幅1690mm×全高1530mm(4WDは+5mm)という5ナンバーサイズに収まり、カクカクした箱型スタイルを採用。最小回転半径はわずか4.9mで取り回しも良く、車重は1090kg~1170kgとかなり軽量です。
搭載されるエンジンは1.3リッターガソリン/1.5リッターガソリン/1.5リッターハイブリッドを用意し、軽量なボディと相まって動力性能は十分。
標準装備されるスタビライザーでロールが抑えられることもあり、高速道路の追い越し車線を快走するプロボックス(営業車)が多いのも納得できます。
車両本体価格は152万9000円からとコストパフォーマンスも高く、商用バンとして人気なのは間違いないのですが、個人でプロボックスを所有する理由として、実用性の高さと修理までを含めた維持のしやすさ、そしてアウトドアや市街地での取り回しの良さに魅力を感じているオーナーが多いといいます。
実際に、プロボックスのカスタム車両を所有する、アウトドア愛好家のIさんに話を聞くと、積載性の高さや車中泊もしやすいフラットなラゲッジスペース、必要な装備を後付けできるアレンジのしやすさで選んだそうです。
「それまでは違うクルマに乗っていたのですが、登山道入り口の駐車場などでよくプロボックスを見かけていました。
SUVやミニバンほど大げさでなく、それでいて自分なりのカスタムでアウトドア感を演出できそうですし、子供たちも大きくなって一緒に乗る機会が減ったので、自分だけのクルマとして買い替えました」
プロボックスをアウトドア仕様に仕上げるのはどんなところがポイントなのでしょうか。
「あくまで私の例ですが、購入したショップである程度のカスタムメニューが用意されていて、そのなかから選びました。
まず大きくイメージを変えるのが『ボディの全塗装』で、社用車にありがちな白やシルバーではなく、グレーやカーキなどアウトドアっぽいカラーに変更しています。
さらにバンパーやルーフ、ホイールアーチなどの塗り分けといったメニューが用意されていることもあります」(カスタムプロボックスのオーナー I氏)
また足まわりは、いまオフローダーなどで流行っている2インチ程度のリフトアップが施され、クロスオーバー感を演出。
「道具感」を演出するためにスチールホイールをブラックに塗装し、これにゴツゴツしたオフロードタイヤを組みわせることで、アウトドア仕様に仕上げたそうです。
「ショップによってはコンプリードモデル(すでにカスタム済みの中古車)もありますが、僕の場合はベースとなる中古車を自分で探し、予算に合わせてできるカスタムをショップに依頼しました。
気になる部分は、これからコツコツ自分で仕上げて行こうと思っているのですが、フロアや屋根などに遮音材を設置して快適性を向上させ、いつでも車中泊ができるベースキャンプにしたいと思っています」(カスタムプロボックスのオーナー I氏)
※ ※ ※
装備の少なさを自分なりのアイデアで工夫して好みの仕様に仕立てられるプロボックスは、キャンプなどのアウトドアに通じる楽しさがありそうです
単なる商用車ではない実力があると言われているプロボックスですが、カスタムを施して楽しむという、新たなムーブメントが起きつつあるようです。
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