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ニッサンが新型「高級SUV」を世界初公開! 10年ぶり「日本復活」なるか!? 新型「ムラーノ」が国内導入される“可能性”とは

くるまのニュース / 2024年10月23日 10時25分

かつては日本でも販売されていた日産「ムラーノ」の新型が、北米で初公開となりました。スタイリッシュなデザインは日本でもふたたび話題となるはず。はたして国内導入はあるのでしょうか。

■歴代ムラーノの魅力をさらにブラッシュアップ

 2024年10月17日、日産は米国でクロスオーバーSUV「ムラーノ」の4代目モデルを世界初公開しました。2025年初頭より北米市場で販売される予定です。
 
 かつては国内でも販売されていたムラーノですが、新型の国内復活はあるのでしょうか。

 日本では2015年に2代目で終了してしまったムラーノですが、米国などで販売が継続されており、このたび新型となる4代目がお披露目となりました。

 日産によるとその特徴は、エレガントなデザインや高い快適性、そしてGoogle ビルトインによるシームレスなコネクティビティにあるとのこと。

 スタイリッシュな5人乗りのクロスオーバーSUVとして、歴代ムラーノの長所を引き継ぎつつ、全体的にブラッシュアップされている新型ムラーノ。

 フロントには、北米キックスや国内セレナ、ノートなど、昨今の日産車が採用する水引模様をモチーフとしたフロントグリルが採用されており、左右に広がったLEDテールライトや21インチの大径ホイール、専用の2トーンボディカラーなども、トレンドをおさえていると感じます。

 インテリアは、質感の高い素材を随所に盛り込み、お馴染みのデュアル12.3インチディスプレイや、64色のアンビエントライティング、ヘッドアップディスプレイ、マッサージ機能付きフロントシートなども採用されました。

 パワートレインは、最高出力244ps(241hp)、最大トルク352Nm(260lb-ft)の2リッターVC(可変圧縮)ターボに9速AT(パドルシフト付き)を組み合わせたFF車または4WDです。

 乗り心地の質感向上のための周波数感応型ダンパーや、ハンドリング質感アップに貢献する新型EPSを採用したことは注目ポイント。

 また全方位運転支援システムを全モデルに標準装備し、「プロパイロット」(現地名はProPILOT Assist)や「インテリジェントアラウンドビューモニター」を設定するなど、3代目ムラーノに欲しかったアイテムがもれなく投入され、ラグジュアリーSUVを好むユーザーの期待に応えた一台に仕上がっています。

■国内導入するなら「ハイブリッド」化は必須だが

 しかしながら、パワートレインはVCターボの1種類のみの発表と、国内エクストレイルにある1.5リッターVCターボ「e-POWER」のようなハイブリッドユニットは、現時点で発表されていません。

 ちなみに米国向けエクストレイル(現地名:ローグ)も、1.5リッターVCターボエンジンのみで、電動パワートレインはラインナップされていないのが現状です。

「モダンでミニマル、そしてエレガント」を目指したという新型ムラーノの内装「モダンでミニマル、そしてエレガント」を目指したという新型ムラーノの内装

 北米市場は、バッテリーEVに関心の高い顧客が集まる地域がある一方で、いまも大排気量のガソリンエンジンを搭載する大型ピックアップトラックが販売台数ランキングのトップ3を独占する市場です。

 そのため、そこそこ燃費が良く走りもスマートで、かつリーズナブルなこの手の純ガソリン車で十分だという判断なのでしょう。

 実際、先代(3代目)ムラーノが3.5リッターV型6気筒エンジンだったことを考えれば、現状でも十分に高効率化が図られています。

 ハイブリッド化によって得られる燃費分くらいでは車両価格アップの元は取れないことを、北米ユーザーも理解しているのかもしれません。

 とはいえ、国内のエクストレイルはe-POWERのみ。

 また国内のライバル、トヨタ「ハリアー」の主力はハイブリッドモデルであることを考えれば、新型ムラーノにもVCターボ+e-POWERを搭載すべきでしょう。

 ただ日本専用で新たにe-POWERを開発することは考えにくく、開発したとしても安いグレードでも500万円オーバーという高額SUVになってしまっては、売れ行きも見込めないはず。

 たびたび噂がのぼる次期「エルグランド」などラージクラスのFFモデルとの共用があれば、コストダウンも見込めるかもしれません。

※ ※ ※

 かつて3代目ムラーノの並行輸入車が日本の公道を走っている姿を見たことがありますが、写真で見るよりもずっと大きく、存在感があってカッコよく見えました。

 新型ムラーノも、先代モデル以上にデザインはスタイリッシュで魅力的だと思われ、ぜひとも日本でも見てみたいもの。

 およそ10年ぶりとなる日本市場での復活を大いに期待したいです。

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