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24年ぶり復活のトヨタ「“レトロ”クルーザー」がスゴイ! 超豪華内装&V8採用で超カッコイイ! 旧車デザインの「ド迫力ブロンズモデル」の正体とは

くるまのニュース / 2024年10月30日 13時10分

来る2024年11月5日から8日までアメリカでカスタムカーの祭典「SEMA SHOW 2024」が開催予定ですが、昨年2023年の同ショーには、トヨタの米国法人が「レトロクルーザー」の修繕済みモデルを出品していました。どのようなモデルなのでしょうか。

■レトロだけど中身は新しい!?

 世界的なカスタムカーイベントとして知られる「SEMA SHOW」。2024年は11月5日から8日かけて開催予定です。

 毎年のように多数の魅力的なカスタムカーが登場するこのイベントですが、今回は2023年に行われた「SEMA SHOW 2023」でトヨタの米国法人が出品した「レトロクルーザー」の修繕済みモデルについて、詳しく見ていきましょう。

 オフロード車の代名詞とも言えるトヨタ「ランドクルーザー」。前身となるBJ型が登場したのは1951年のこと。以後長年に渡り、その高い信頼性と悪路走破性によって、世界中で愛されてきました。

 このレトロクルーザーは、1999年に米国のレーシングドライバーとトヨタのシニア・マネージャーが交わした会話から誕生しました。

 ベースになっているのは1967年製の「ランドクルーザーワゴン(FJ45)」。こちらに、1999年当時の最新モデルだった「ランドクルーザー(100系)」の内装やエンジンを移植しています。

 フレームは10インチ(25.4センチ)延長。存在感のあるデザインに変貌しました。外装色は明るめのブラウンを使用。軍用車両のようにタフそうな姿になっています。

 一方で、インテリアは茶色のカラーリングで統一。座席のコノリーレザーや、レトロな大きめのステアリングホイールによって、高級感を高めています。

 パワートレインは、100系に使用していた4.7リッターV型8気筒エンジンと、4速オートマチックトランスミッションに換装。最大約233馬力を発揮します。さらに、カスタムデザインのBorlaステンレススチールエキゾーストや、17インチのビレット・ホイールなどを備えています。

※ ※ ※

 2023年のSEMAショーに登場したのは前述の通り修繕済みモデルで、1999年に登場後、倉庫に眠っていたこのクルマを上から下まで徹底的に調べ上げ、摩耗したパーツや老朽化したコンポーネントを交換するなどの修繕を施し、24年ぶりに復活させたものです。

 トヨタ米国法人は「レトロクルーザーのような車両は、ランドクルーザーがトヨタで最も歴史のある存在であること証明でしょう。SEMAで展示することで、新しい世代のランドクルーザー愛好家にインスピレーションを与えたいです」と述べていました。

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