スズキの公開してた最強「FRスポーツカー」が凄い! 超ロングノーズに爆速「“隼”エンジン」搭載! しっかり“公道走行”も可能な「ド派手イエロー」の辛口モデルとは!
くるまのニュース / 2024年11月1日 12時30分
かつてスズキが公開していた、「隼プロトタイプ」というスポーツカーのコンセプトモデル。同車は一体どのようなクルマだったのでしょうか。
■スズキが公開した「FRスポーツカー」が凄い!
スズキは2002年の東京オートサロンで、「隼プロトタイプ」という魅力的なスポーツカーのコンセプトモデルを初めて公開しました。
このモデルは、当時スズキのモータースポーツ部門だった「スズキスポーツ(現:モンスタースポーツ)」が開発し、ベースには「フォーミュラ・スズキ隼」というレーシングカーが使用されています。
フォーミュラ・スズキ隼とは、2002年から市販され、「全日本ジムカーナ選手権」で活躍したレース専用のモデル。
また、参加者全員がこのフォーミュラ・スズキ隼に搭乗する「スズキスポーツカップ・ワンメイクレースシリーズ」も2006年まで開催され、これを見た人や参加者などから「このクルマが公道を走りたい」という要望が上がります。
そしてこの声の高まりを受けて、公道走行用モデルとしての隼プロトタイプの開発がスタート。
開発はスズキスポーツが担当し、優れた走行性能やデザインを活かしつつ、公道を走れる内容に仕上げています。
最大の特徴は、スズキ最速のバイクとして名高い「GSX-R1300隼」のエンジンを搭載していることにくわえて、車重が550kgと非常に軽量であることです。
この極端な軽量化は、先述したバイク用エンジンの性能を最大限に引き出すために行われ、同時にハンドリング性能も高めることに成功しました。
車体はフルオリジナル設計ですが、要所要所にスズキの純正部品を用いることでコストを抑え、かつオリジナリティを追求しています。
ボディサイズは全長3790mm、全幅1760mm、全高1100mmで、ホイールベースが2200mmです。
空力特性を考慮したスタイリングは個性的のひと言で、特徴的なガルウィングドアや黄色のボディ、カーボンファイバーを使用した外装も注目を集めました。
インテリアはシンプルかつレーシーな雰囲気を持ち、GSX-R1300隼用の1.3リッターエンジンを、フォーミュラ・スズキ隼とは異なりフロントに搭載。
このエンジンは最大出力175馬力・最大トルク138Nmを発揮し、後輪を駆動します。
安全装備は搭載されていませんが、フレームの衝突性能を高めるため、スズキ本社の協力でシミュレーションと解析を行いました。
このように、隼プロトタイプは大幅な軽量化を実現し、ユーザーの期待に応える形で開発されましたが、残念ながら市販化は実施されず、今後の発売もほぼ無いと考えられます。
しかし、このような過激なスポーツモデルが、公道を走る一歩手前まで開発が進められたことは、多くのスポーツカーファンにワクワク感を与えました。
そのため、再びスズキの技術を示すモデルとして、隼プロトタイプのような夢のあるクルマの登場を期待する声は、今でも少なくないのです。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
トヨタの新型「和製スーパーカー」まもなく登場に期待大! 新開発「V型10気筒エンジン」搭載もある「超ロングノーズ」が凄い! 市販化に向かう「GR最強モデル」とは
くるまのニュース / 2024年10月31日 14時10分
-
ダイハツ斬新「“FR”スポーツカー」に大反響! 「結構売れそう」「200万円台ならいいな」「丸目がカッコイイ」の声! 1.3Lエンジン&“屋根なし”の「大きなコペン」に熱視線!
くるまのニュース / 2024年10月18日 6時40分
-
スズキが2人乗りの「本格スポーツカー」を開発! 最速の「ハヤブサ」用“高回転エンジン”搭載した「爆速モデル」! スズキの“スポーツ魂”具現化した「GSX-R/4」とは!
くるまのニュース / 2024年10月16日 14時10分
-
あの有名なシリーズが原付二種で乗れるって本当!?
バイクのニュース / 2024年10月5日 9時10分
-
それ、効果あるの? 昔からあったオモシロ空力パーツ
バイクのニュース / 2024年10月4日 11時10分
ランキング
-
1冷水シャワーの驚くべき効果!パーソナルトレーナーが語る1カ月の体験から見えてきたもの
よろず~ニュース / 2024年11月1日 7時30分
-
2水虫がある人は「メラノーマ」に気をつけたい…30%は足裏に発症する
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月1日 9時26分
-
3ラブホ街のニュース映像に「あ、パパだ」。娘の一言で“凍りついた食卓”のその後
日刊SPA! / 2024年10月30日 15時52分
-
4男性は家事「ほぼしない」割合高く 労働時間の長短関係なく
毎日新聞 / 2024年11月1日 11時45分
-
5食品の値上げが続く…食費を節約する鉄則5つ
オールアバウト / 2024年11月1日 11時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください