トヨタの新型「和製スーパーカー」まもなく登場に期待大！ 新開発「V型10気筒エンジン」搭載もある「超ロングノーズ」が凄い！ 市販化に向かう「GR最強モデル」とは

近年トヨタは「GR GT3 コンセプト」というスポーツカーを公開しました。当時はコンセプトモデルだった同車ですが、市販化に向けて開発が進められています。

■トヨタの新型「スーパーカー」まもなく登場か！

　トヨタは、2022年1月に開催された「東京オートサロン2022」で、「GR GT3 コンセプト」を発表しました。
　
　このスポーツカーは現在も市販化に向けて開発中と言われており、その場合どのようなクルマに仕上げられるのかと注目されています。

　GR GT3は、トヨタのモータースポーツ部門である「TOYOTA GAZOO Racing（トヨタ ガズーレーシング）」が展開する「GR」ブランドを象徴するモデルです。

　GRブランドには、「GRヤリス」や「GRスープラ」「GR86」「GRカローラ」などがあり、どれも基本的に本格的な走行性能を追求しながら、普段使いの利便性も両立したモデルとなっています。

　そんなGRブランドの方向性をより明確に示すべく開発された、強烈な存在感を持つコンセプトカーとして開発されているのが、GR GT3です。

　また車名にあるGT3とは、2005年にヨーロッパで始まったレースの名称で、参加車両の走行性能を均一化し、誰でも勝つチャンスを持てることから人気を博しました。

　この活気のあふれたGT3を見て、トヨタは「参加者に選ばれ、ファンに喜ばれるようなクルマを作りたい」と考え、GR GT3の開発をスタートしたという逸話もあります。

　そんなGR GT3のボディサイズは、全長4590mm×全幅2040mm×全高1140mmと極端にワイドで、2725mmのホイールベースを持っています。

　エクステリアデザインは「ロングノーズ・ショートデッキ」のスタイルを採用しており、ひと目で高性能スポーツカーと分かるシルエットが特徴です。

　フロントには大きなアンダースポイラーやカナードが装備され、迫力のある外観を創出。

　リアには巨大なウイング、サイドにはマフラーが配置され、将来的に公道走行可能なモデルを目指して開発しながらも、まるでレーシングカーのようなルックスです。

　またインテリアやパワートレイン、詳細な仕様に関する情報は現在非公開で、搭載エンジンについても明らかとなっていませんが、非常に長いボンネットを備えることから、「RC F GT3」の搭載する5.4リッターのV型8気筒エンジンを超え、レクサス「LFA」以来の「V型10気筒エンジン」が搭載される可能性も否定できません。

　GR GT3はすでに欧州で商標登録されており、カモフラージュされたテスト車両がサーキットで走行している報告もあり、完成に向けて期待が高まっています。

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　このように、市販化に向けた具体的な動き実際に確認されているGR GT3は、単なるコンセプトカーに留まらず進展が見られることが素晴らしいと、ファンから高く評価されています。

　インテリアデザインや機能性、正式なスペックなどについても、トヨタからの今後の発表が待たれるところです。