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トヨタ「新型SUV」“2025年春”登場へ! 全長4.3m級ボディ&「斬新シフト」採用の「スズキ製」か!? 「サイ」のデザイン採用の「eVXトヨタ版」もあるか

くるまのニュース / 2024年11月1日 11時50分

2024年10月30日、スズキとトヨタは、両社の協業を発展させ、スズキが開発するSUVを、トヨタにOEM供給すると発表しました。このSUVとはどのようなクルマなのでしょうか。考察します。

■トヨタ版「eVX」が登場か?

 2024年10月30日、スズキとトヨタは、両社の協業を発展させ、スズキが開発するSUVタイプのバッテリーEV(BEV)をトヨタにOEM供給すると発表しました。

 ここでいう「SUVタイプのバッテリーEV(BEV)」とはどのようなクルマなのでしょうか。

 この新モデルについて、両社はインドのスズキ・モーター・グジャラート社にて2025年春から生産開始予定としています。

 また、必要充分な航続距離と快適なキャビンを両立したBEV専用設計モデルであり、BEVらしいキビキビとしたシャープな走りが特長のSUVともされており、悪路走破性のみならず、よりパワフルな走りを提供する4WDシステムを搭載するといいます。

 これ以上の詳細は一切明かされていませんが、“2025年から登場”、“BEV”、“4WD”と言う3つのキーワードが大きなヒントになりそうです。

 そこで思い出されるのが2023年10月に開催された「ジャパンモビリティショー2023」で、スズキが日本で初公開していた「eVX」です。

 eVXは2023年にインドで開催の「オートエキスポ2023」で世界初公開されたバッテリーEV(BEV)のコンセプトモデルです。スズキにおける「EV世界戦略車第一弾」として登場しました。

 この時すでに2025年までにインドや欧州、そして日本で発売するとアナウンスされていたのです。

 続くジャパンモビリティショー2023では、インドで公開済みだったエクステリアをさらにブラッシュアップさせてリアリティを増したスタイリングに。インテリアについては初めて公開されました。

 スズキによれば、eVXは「電子制御の四輪駆動技術をさらに進化」させつつ、「スズキのSUVに相応しい本格的な走行性能を実現するEVモデル」と説明しています。

 ボディサイズは、全長4300mm×全幅1800mm×全高1600m。エクステリアは迫力あるタフなデザイン。インテリアは近未来的なデザインで、シフトはダイヤル式を採用。このダイヤルには「サイ」のアイコンが埋め込まれています。

 パワートレインは、操縦安定性や走破性に優れた「ALLGRIP」をさらに進化させた新たなシステムを搭載するとしており、航続距離が500kmと公表されています。

※ ※ ※

 今回発表された“新モデル”がeVXであるかどうか、現在のところその真実はわかりませんが、間近の2025年にも登場するとなると、その正体は市販に向けて開発が進んでいるeVXである可能性は低くないと思われます。

 スズキおよびトヨタから登場する新モデルに、さらに期待が高まります。

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