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トヨタ「新型ハイラックスサーフ!?」世界初公開へ! “カクカク”デザイン×「斬新ルーフ」も装着! 40年目の進化を称える「4ランナー TRD サーフ」米国でまもなく登場

くるまのニュース / 2024年10月31日 15時40分

トヨタの北米法人は2024年10月30日、来月開催の「SEMAショー2024」で披露するカスタムカー「4ランナー TRD サーフ コンセプト」を動画で先行公開しました。一体どのようなモデルなのでしょうか。

■初代「ハイラックスサーフ」が蘇る?

 トヨタの北米法人は2024年10月30日、11月5日から4日間、米国ラスベガスで開催のカスタムカーショー「SEMAショー2024」で披露する「4ランナー TRD サーフ コンセプト」を動画で先行公開しました。
 
 2024年4月にフルモデルチェンジが実施されたミドルSUV「4ランナー」をベースにしています。

 4ランナーは、1984年に登場したミッドサイズSUVです。強固なラダーフレーム構造による高い走破性や信頼性が支持されており、日本でも4代目までが「ハイラックスサーフ」として2009年まで販売されました。

 現行型は6代目で、2024年4月に登場。伝統のスタイリングや高い走行性能はそのままに新たにTNGA GA-Fプラットフォームを採用したことに加え、パワートレインの一新、内外装デザインの刷新、先進運転支援の強化が図られました。

 エクステリアは、歴代同様に直線を多用したタフなデザインを採用しつつ、現代流に再定義。プラットフォームを共通するピックアップトラック「タコマ」や、さらに上級の「タンドラ/セコイア」のようなスクエアなフロントデザインが目を惹きます。

 ハイラックスの特徴でもあり、初代の「リムーバブルハードトップ」をオマージュした「ラップ オーバー」クオーターウインドウを採用したほか、テールゲートには伝統のロールダウン(開閉式)リアウインドウを備えます。

 インテリアも直線を基調とし、実用重視の機能的なものにまとめていますが、質感も高めており、グレードによりステッチをあしらったタン内装なども用意しています。乗車定員は2列5名乗りを基本に、一部グレードでは3列シート7名乗車も可能です。

 パワートレインは、最高出力278馬力・最大トルク317lb.-ftを発揮する2.4リッターターボエンジンもしくは、最高出力326馬力「i-FORCE MAX ハイブリッド」の2種類。トランスミッションは8速ATで、駆動方式はパートタイムとフルタイムの2タイプの4WDを用意します。

 先進安全装備には、最新の「トヨタ セーフティ センス3.0」を標準装備。これにはオートマチックハイビームや、全車速ダイナミックレーダークルーズなどが含まれます。

 そんな現行型4ランナーをベースに、北米トヨタはフルモデルチェンジ後初のカスタムカーとして4ランナー TRD サーフ コンセプトをSEMAショーで披露するようです。

 4ランナー TRD サーフ コンセプトは、2ヶ月強というタイムリミットのもとで、1984年登場当時の初代ハイラックスサーフに敬意を表するモデルへとカスタムされます。

 動画では、1台のブルーの4ランナー「リミテッド」が工場へと入庫。工場内には先代4ランナーのカスタムベース車が並んでおり、これを参考に設計が進められています。そして現行型のカスタムに取り掛かり、内装などが取り外されていきます。

 エクステリアでは、ラップ オーバー クオーターウインドウ周辺に入念にマスキングが施され、初代と同様に2ドア化が実施されます。ルーフ周囲も切断され、初代のようなリムーバブル ハードトップ構造とする予定で、大胆なイメージチェンジが図られるようです。

 ドアも専用パネルへと交換し「turbo」の刻印が施されるほか、ボンネットも交換され、地形の刻印が描かれたアーティスティックなものに仕上げています。

 なお、動画内には完成形と思わしきイメージCGが映っており、レトロなベージュ系のカラーにワイドフェンダーやリフトアップ、ルーフのバーライトなどを装着し、ワイルドなモデルへと目指すようです。

 今回の動画は「エピソード1」となっていることから、SEMAショーでの初披露日までに、製作の様子が複数回に分けて公開されるものと見られ、続編や実車の登場に期待が高まります。

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