ホンダ「新型インテグラ」復活なるか!? 精悍顔&“VTEC”ターボ採用で超カッコイイ! 北米モデルの「国内導入」される可能性は?
くるまのニュース / 2024年11月5日 14時50分
ホンダが1985年から2007年に全4世代に渡って販売した人気スポーツモデル「インテグラ」は果たして復活するのでしょうか。
■今も根強い人気を誇る「インテグラ」
「インテグラ」は、ホンダが1985年から2007年の間、4世代に渡って販売したスポーティモデルでした。日本市場から消えて17年が経過しましたが、海外ではいまも現役のモデルです。
インテグラが国内で復活する可能性について探ります。
初代インテグラは1985年に「クイント」の後継車としてデビュー。車名は「クイント インテグラ」で、リトラクタブル・ヘッドライトを採用し、全車DOHCエンジンを搭載し人気を博しました。
3代目からは高性能モデル「タイプR」がラインナップに追加されました。
全4代に渡って高い人気を集めましたが、クーペタイプのスポーツカーの需要が落ち込み、インテグラもそのあおりを受けて2006年に生産終了、翌年に在庫がはけて終了となりました。
生産終了から販売終了までに日数がかかっているのも、スポーツカー人気低迷の裏付けとなってしまった格好です。
しかし生産終了後しばらく経ってから、再びインテグラに注目が集まります。
これには、インテグラに限らず1980年代から90年代の国産スポーツカーに再び人気が集まり、中古車価格が高騰したという背景があります。
このムーブメントは、根強い人気を持つアニメ「頭文字D」や米国映画の「ワイルド・スピード」シリーズの影響と、昨今の国産車ラインナップからスポーツカーが数えるほどになってしまった事情など、複数の要因が重なって起こっています。
モーターショーやオートサロンでは、こうしたかつての名スポーツカーなどの車名を冠したコンセプトカーに高い注目が集まります。
2023年10月開催の第1回「ジャパンモビリティショー2023(JMS2023)」では、1980年代に「デートカー」の代表格であった「プレリュード」の名を冠したコンセプトカー「プレリュード コンセプト」が出展され、高い人気を得ました。
■米国で復活した「インテグラ」! 日本はどうなる!?
2007年に幕を下ろしたインテグラでしたが、2022年に15年ぶりの復活を米国市場で果たしました。
高級車ブランドの「アキュラ」からの販売で、ボディタイプは4ドアセダンでした。
一方中国では2021年に、ホンダ「インテグラ」も登場していますが、こちらはシビックの兄弟車という立ち位置であり、米中でそれぞれ別のモデルが復活したことになります。
四輪車版のホンダ「インテグラ」は1985年に登場した「クイントインテグラ」がはじまりでした
このうち、米国版にしっかりと受け継がれたのは、スポーティなスタイルと性能でした。
高性能なモデル「タイプS」は、最高出力320馬力を発生する高回転型のVTEC 2.0リッターターボエンジンに6速MTの組み合わせになっています。
ベースグレードでも1.5リッターVTECターボを搭載、最高出力は200馬力と高性能です。
車両価格は、ベースグレードの3万3000ドル(約475万円)から、最上級グレードのタイプSの5万2600ドル(約757万円)となっており、かつて販売されていたインテグラの価格帯と当時の物価を考慮して比較すると、ずいぶんと高級車になってしまっています。
そんなアキュラ インテグラは、2023年6月20日から7月3日まで、東京青山の本社ビル1Fにある「ホンダウェルカムプラザ青山」で展示され、注目を集めました。
この展示は「2023 北米カー・オブ・ザ・イヤー」の受賞を記念したもので、ホンダは「残念ながら日本市場での発売の予定はない」とコメントしています。
かつてのインテグラは、シビックと共通のプラットフォーム、パワートレインを使用していましたので、国内市場向けの復活インテグラも、シビックをベースにすればいいのではないかと考えることができます。
しかしホンダ関係者の話によれば、JMS2023で出展されたプレリュードのコンセプトモデルは「シビック e:HEVをベースにホイールベースを短くした2ドアクーペ」と語られており、まさにインテグラそのものといった成り立ちであることがわかります。
またこのプレリュード コンセプトは「市販化を目指している」とされており、残念ながら日本市場でのインテグラ復活はなかなか厳しいと言わざるを得ません。
※ ※ ※
今年9月24日にシビックがマイナーチェンジし、1.5リッター VTECターボに6速MTを組み合わせたスポーツグレード「RS」が追加され、かつてインテグラの立ち位置を埋めると言っていいモデルが出てきています。
インテグラが復活しなくとも、ホンダのスポーツカーマインドは令和の今でも健在のようです。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
6速MT搭載! 超レトロな新型「“丸目”スポーツカー」発売へ! “最新・高性能モデル”に匠の手作り「旧車ボディ」採用! 斬新すぎる「新型モデル」M55が凄い
くるまのニュース / 2024年10月31日 17時10分
-
ホンダ新型「”2人乗り”スポーツセダン」公開に反響多数! MT+300馬力超え「直4」搭載の「インテグラ」に「欲しい」「カッコイイ」の声? 米で登場の「タイプS HRC」が話題に
くるまのニュース / 2024年10月30日 14時10分
-
約260万円! ホンダ新型「インテグラ」公開に反響多数! MT+ターボエンジン設定アリで「めちゃ欲しい」と話題に! 超赤い「スポーティセダン」中国に登場で話題に
くるまのニュース / 2024年10月27日 12時30分
-
ホンダ『プレリュード』新型、公道に現れる! MTは見送り、EVは?
レスポンス / 2024年10月25日 7時30分
-
ホンダの「FFライトウェイトスポーツ」に再注目! 最強グレード「SiR」登場で人気を不動のものにした「CR-X」どんなモデル?
くるまのニュース / 2024年10月7日 12時50分
ランキング
-
1なぜ「ダイソー釣り具」に私たちは魅了されるのか 「100均ビジネスの救世主」になりうる商品の顔ぶれ
東洋経済オンライン / 2024年11月5日 9時30分
-
2漫画家・楳図かずおさんが胃がんで死去、88歳…「まことちゃん」で「グワシ!」社会現象
読売新聞 / 2024年11月5日 11時57分
-
3「今年は10月まで暑くてツラかった!」猛暑疲れで、げっそり「老け見え」してる!? リセット&回復に役立つ栄養サプリって?
OTONA SALONE / 2024年11月5日 11時0分
-
4「文字が小さい。なんとかしろ!」携帯ショップの店員を苦しめる“横暴な中高年客”。退職を決意した出来事は…
日刊SPA! / 2024年11月5日 8時51分
-
5無印良品「1万2900円は安すぎる…!」希少素材を贅沢につかった“コスパ最強アイテム”
日刊SPA! / 2024年11月5日 8時54分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください