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約1000万円! 本格四駆のトヨタ新型「カカドゥ」登場! カクカクボディ×精悍“プラド顔”がカッコいい!「豪州のランクル」どんなモデル?

くるまのニュース / 2024年11月3日 15時10分

世界各国で販売されるトヨタ「ランドクルーザー250」ですが、オーストラリアでは「ランドクルーザープラド」という車名で引き続き販売されます。なかでも「カカドゥ」というユニークなグレードがあるのですが、どのような特徴があるのでしょうか。

■精悍マスクの新型「カカドゥ」とは?

 トヨタの本格四駆「ランドクルーザーシリーズ」が続々と登場しており、2021年に「ランドクルーザー300」、2023年に「ランドクルーザー70」、2024年に「ランドクルーザー250」が国内デビューしました。
 
 そして海外でも現地の環境に合わせたランドクルーザーが展開されているのですが、オーストラリアではユニークなモデルが投入されるようです。

 ランドクルーザーは、1951年に登場した通称トヨタ「ジープ(BJ型)」をルーツとし、現在では世界中で愛用されているトヨタの本格SUVです。

 派生モデルとして、「フラッグシップ系」「ヘビーデューティー系」「ライトデューティー系」の3つのシリーズが展開されており、そのうちライトデューティー系を担うのがプラドで、最新のランドクルーザー250の前身にあたるモデルです。

 一方、オーストラリアでは日本でランドクルーザー250として発売されたモデルが引き続きプラドと名乗っており、フルモデルチェンジを経て性能・技術・機能などが大きく進化しました。

 パワートレインは、日本のランドクルーザー250が2.7リッターガソリン/2.8リッターディーゼルを搭載するのに対して、オーストラリア仕様のランドクルーザープラドには2.8リッターディーゼルに「Vアクティブテクノロジー」と呼ばれる、マイルドハイブリッドシステムを搭載します。

 この48Vのマイルドハイブリッドシステムは、モータージェネレーター、48Vリチウムバッテリー、DC/DCコンバーターで構成され、発進時の加速をアシストするほか、ブレーキエネルギーを効率的に回生することで燃費向上に実現しました。

 ランドクルーザープラドのボディサイズは全長4920mm×全幅1988mm×全高1860mm、ホイールベース2850mmで、最低地上高225mm。乗車定員は、2列シート5人乗りまたは3列シート7人乗りです。

 外観は、日本仕様のランドクルーザー250と同様の角目ヘッドライトを装着。日本の限定車やオプション設定にある「丸目ヘッドライト」のモデルはオーストラリアにはありません。

 オーストラリアでは「GX」「GXL」「VX」「Altitude」「Kakadu」という5つのグレードを用意。なかでも注目されるのが、最上級グレードの「Kakadu(カカドゥ)」です。

 カカドゥとは、オーストラリア最大の国立公園の名に由来する名称。

 VXをベースに、パノラマムーンルーフや照明付きサイドステップ、ヒーター/ベンチレーション付きの後部外側シート、ヒーター付きステアリングホイール、ヘッドアップディスプレイ、デジタルバックミラーが追加された豪華仕様です。

 トルク感知式リア・リミテッド・スリップ・ディファレンシャルも装備されており、忠実なハンドリング入力を実現します。

 カカドゥには独自のデザインが採用されており、縦基調のグリルを装着。まるで先代ランドクルーザープラドのような精悍なフロントフェイスとしました。

 さらに電動リアデフロック、オールテレーンタイヤ、車両を疑似的に透過して後輪付近を表示するバックアンダーフロアビューなどが標準装備されます。

※ ※ ※

 オーストラリア仕様のランドクルーザーの価格は7万2500豪ドル(約726万円)から。最上級のカカドゥは9万9990豪ドル(約1001万円)です。

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