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“150万円台”から!? マツダ「爆速ロードスター」がスゴイ! 「ターボエンジン」&“6速MT”搭載! 1代限りのレアな「ロードスターターボ」とは?

くるまのニュース / 2024年11月7日 19時10分

NA(自然吸気)エンジンをオープンエアで楽しめる魅力を持つマツダ「ロードスター」ですが、かつてターボモデルが存在していました。一体どのようなクルマなのでしょうか。

■NAが基本のロードスターにターボモデルが存在した!

 マツダ「ロードスター」といえばNA(自然吸気)エンジンを搭載するクルマです。
 
 NAエンジンならではの軽やかなレスポンスとフィーリングを、オープンエアで楽しめることこそ、ロードスター最大の魅力といえるでしょう。
 
 そんなロードスターに、かつてターボモデルが存在していました。
 
 一体どのようなクルマなのでしょうか。

 そのクルマとは「ロードスターターボ」です。

 同車は2代目ロードスター(NB)の派生モデルとして2003年12月に発売されました。

 特徴はやはり「エンジンのターボ化」です。

 搭載されているBP-ZET型エンジンは、1.8リッターのBP-ZE型にインタークーラー付きターボを追加したモデル。

 最高出力172ps、最大トルク21.3kgmを誇り、ベースよりも最高出力は27ps、トルクは5kgm近くアップしました。

 なおトランスミッションには6速MTが組み合わされ、駆動方式はFRとなっています。

 その後、通常のNAエンジンモデルは2000年にマイナーチェンジが施され、最高出力が160psへと引き上げられましたが、それでもロードスターターボの方が最高出力では上回っていました。

 また、エンジンが強力なものへと変更されたことに伴って、足回りも同時に強化されました。

 ダンパーはビルシュタイン製に変更され、ローダウンサスペンションも専用チューンのものを装備。

 前後のスタビライザーも強化されました。

 くわえて、クラッチやトランスミッションも強化され、ドライブシャフトとプロペラシャフトもターボエンジンの力強さに耐えられるよう仕様が変更されています。

 さらに、トルクセンシティブLSDが追加されていることも特徴です。

 そのほか、エクステリアにはアンダースポイラー、インテリアにはシルバーメーターパネルといった専用パーツが備えられていました。

 そんなロードスターターボですが、販売台数は350台限定とかなり希少なモデル。

 価格(消費税込、以下同)は257万円と、ベースモデルと比べて20万円前後しか変わらないという破格の値段設定でした。

 実際に2024年11月時点での中古車市場では、150万円台から430万円台で販売されています。

 なお、ロードスターターボは、2代目に設定されたロードスターターボのみで、以降のモデルでは登場していません。

 なかなか街中では見ることがない、レアな1台なのです。

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