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北九州~宮崎直結「東九州新幹線」ついに本格化へ!? 東九州道のライバル! 小倉からわずか80分!? 実現に向け「PRロゴ」募集開始

くるまのニュース / 2024年11月7日 8時25分

宮崎県は2024年11月6日、「東九州新幹線」の実現に向けたさらなる機運醸成として、事務局を務める東九州新幹線鉄道建設促進期成会よりPRロゴマークを募集すると発表しました。

■宮崎にも新幹線が!?

 宮崎県は2024年11月6日、「東九州新幹線」の実現に向けたさらなる機運醸成として、事務局を務める東九州新幹線鉄道建設促進期成会よりPRロゴマークを募集すると発表しました。

 東九州新幹線は、福岡県北九州市から大分県・宮崎県を経由して鹿児島県に到達する計画の、新たな新幹線ルートです。

 大分県へは小倉駅(北九州市)からJR日豊本線を経由して特急「ソニック」がむすんでいますが、宮崎県も宮崎駅以遠となると特急を乗り継ぐ必要があります。九州新幹線で熊本まで行き、そこから高速バスで峠を越える人も少なくありません。

 しかし関西・東京方面から行くとなるといよいよ飛行機しか無く、観光面で他地域に対してビハインドとなっていました。それを解決するのが東九州新幹線です。

 2015年に行われた調査によると、所要時間は北九州~大分で31分、宮崎までは約80分、鹿児島まで約110分と試算されています。実現すれば、航路に劣らない速達性を得られます。

 並行してライバルとなるのが「東九州自動車道」です。同様に北九州~大分~宮崎をむすび、都市間輸送のバスやトラック輸送にとって大動脈となっているため、各地で4車線化も進められています。

 いっぽう福岡~宮崎となると、東九州道とは別のルートが主流です。たとえば高速バス「フェニックス号」は熊本経由で、人吉、都城を通ります。この場合、「九州道」と「宮崎道」が通過ルートとなります。

 さて、東九州新幹線の建設の機運は、最近になってますます高まっています。2023年には大分県が「大分県広域交通ネットワーク研究会」を設置。整備効果、課題などを検討していくとしています。

 そして今回、東九州新幹線鉄道建設促進期成会は、活動に使用するPRロゴマークの募集を開始しました。「実現に向けたさらなる機運の醸成や、より広範囲への周知・PRを目指す」として、その本気度がますます高まっていることが伺えます。

 デザインのイメージとして「東九州を走る新幹線を連想させ、PRできるものであること」「東九州新幹線の実現がもたらす、夢や希望を感じさせるイメージであること」としています。

 ロゴマークの募集は2025年1月6日まで。

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