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全長4mに「FR」採用! トヨタの「“6速MT”スポーツカー」が凄い! “4人乗り”で実用的な「小型クーペ」にクルマ好きから熱視線! 市販化待望の「S-FR」とは

くるまのニュース / 2024年11月16日 16時10分

トヨタは、2015年に開催された「第44回東京モーターショー」にて、「S-FR」というコンセプトカーを出展しました。一体どのようなクルマなのでしょうか。

■トヨタの「軽量FRスポーツカー」に期待!

 トヨタは、2015年に開催された「第44回東京モーターショー」にて、「S-FR」というスポーツカーを出展しました。
 
 このS-FRとは、一体どのようなクルマなのでしょうか。

 S-FRは、トヨタが開発したコンパクトなスポーツカーのコンセプトモデル。

「クルマを運転する楽しさを教えてくれる、トヨタのライトウエイトスポーツの系譜を継承するモデル」として開発され、自分の意のままにクルマが反応し、日常使いの中でもクルマとの対話を楽しめるエントリーモデルを目指して作られました。

 そのボディサイズは、全長3990mm×全幅1695mm×全高1320mm、ホイールベースは2480mmと、全長・全幅ともに小さな車体を採用。

 エクステリアは前方部分が長く、フロントやリアスタイルを強調した骨格によってスポーツカーらしさを追求するとともに、丸みを帯びたスタイルで親しみやすさや愛着の湧くデザインに仕上げています。

 また、インテリアのデザインにはシンプルかつモダンな表現を採用し、上述したエクステリアと合わせて「親しみやすいシンプルさ」と「走りの予感」を両立させました。

 具体的には、スピードを表示するデジタルメーター付近がコンパクトにまとめられ、運転に必要な視界を可能な限り広く確保。

 高いホールド性と剛性を備えたバケットシートにはビビッドな黄色を取り入れることで、スポーティな印象を付与していることが挙げられます。

 また、コンパクトでありながら4人乗りのクルマである点もS-FRのポイントです。

 パワートレインは不明ですが、エンジンを車体中央寄りに搭載した後輪駆動方式(FR)を採用し、最適な重量配分と独立懸架のサスペンションによって優れたコーナリング性能を実現。

 トランスミッションに6速MTを採用していることは知られており、コンセプト通り爽快な走りを楽しめるモデルに仕上がっていることが想像できます。

※ ※ ※

 クルマと対話しながら走る楽しさを追求して作られたS-FR。

 出展から約9年が経過した現在も残念ながら市販化は果たしておらず、詳しいスペックも判明していません。

「市販化に向けての開発が進んでいた時期もあり、一度は凍結された開発計画が最近になって復活した」という情報もありますが、それも噂の域を出ません。

 トヨタからの正式発表がない以上、近い将来にS-FRが一般ユーザーの手に渡る日が来ることはなさそうです。

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