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トヨタ新型「最大・最上級“商用バン”」がスゴイ! もはや「ハイエース」超えボディや“9人乗り”も! “斬新顔”がカッコイイ「マックス」とは?

くるまのニュース / 2024年11月20日 6時10分

ワンボックス型のバンとして高い人気を得ているトヨタ「ハイエース」ですが、世界にはより大きな商用バンが販売されています。一体どのようなクルマなのでしょうか。

■ハイエースより大きな「プロエースマックス」とは?

 トヨタ「ハイエース」は、商業用だけでなく個人のアウトドアやレジャー用途にも高い人気を誇るワンボックス型のバンであり、その多用途性と堅牢な作りが支持を集めています。
 
 しかし、トヨタはハイエース以外にもマルチな用途で使えるバンを展開しており、なかには最大9人乗車できる大きなバンも存在しています。
 
 一体どのようなクルマなのでしょうか。

 そのクルマとは「プロエース マックス」です。

 同車は、トヨタが欧州で販売する商用バンであるプロエースシリーズにおける最上位モデルに位置しています。

 2023年12月に初公開され、2024年6月にイタリアで販売開始されたのを皮切りに、各国で展開されています。

 ボディサイズは、全長5413mm/5998mm/6363mm×全幅2050mm×全高2254mm/2524mm/2764mmと各3つのバリエーションが展開され、ホイールベースは3450mm/4035mmの2種類を設定。

 これらの組み合わせから6つのボディタイプが選択可能で、ハイエース(全長4840mm×5380mm、全幅1880mm、全高2105mm-2285mm、ホイールベース2330mm-2890mm)と比較してもかなり大きなサイズ感です。

 外観は特徴的なフロントフェイスが目を引きます。

 マットブラックのグリルと車体同色のフロントバンパーが組み合わさり、洗練されたデザインを演出。

 また、ボディカラーは6色から選択可能で、装備内容に応じて「アクティブ」と「コンフォート」の2つのバージョンが用意されています。

 ボディタイプとしてはパネルバン、クルーバン、そして自由な架装が可能なシャシタイプが揃っています。

 内装は最新技術を取り入れた快適な空間が特徴です。

 フルデジタルディスプレイを中心に、ナビゲーション機能を搭載したインフォテインメントシステムが装備されており、Apple CarPlayやAndroid Autoにはワイヤレスで接続可能です。

 これにより、利便性と快適性が一段と向上しています。

 エンジンは3つの出力バリエーションを持つ2.2リッター直列4気筒ディーゼルターボを搭載。

 最高出力は120ps、150ps、180psのいずれかを選択可能で、トランスミッションは6速MTまたは8速ATから選べます。

 さらに、環境性能を重視した電動モデルもラインアップされており、110kWhの大容量バッテリーを搭載したEVモデルでは、272psのモーターにより一充電あたり約420kmの航続距離を実現しています。

 駆動方式は全車FFです。

※ ※ ※

 これらの多機能性と選択肢の豊富さから、プロエースマックスは商業用途から個人利用まで幅広く対応する魅力的なモデルとして、幅広いユーザーから支持を得ています。

 なお生産は、2012年から現地のトヨタモーターヨーロッパが業務提携を結んでいるステランティスのグリヴィツェ工場(ポーランド)とアテッサ工場(イタリア)で行われ、各国の市場に供給されています。

 価格は販売地域によって異なりますが、一例としてイタリア市場では2万6950ユーロ(約440万円)からの設定となっています。

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