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「財布を忘れて帰ろうとしたら、免許不携帯で捕まりました。今取りに帰るんですよ。私が悪いんですか?」質問に回答殺到!?「事実でしょ」「非常識」の声も…「うっかり」でも許されない理由とは

くるまのニュース / 2024年11月19日 12時10分

「免許不携帯で切符を切られました。これは、私が悪いんですか?」そんな質問が、大手質問投稿サイトに投稿され、話題を集めています。

■「免許不携帯で切符を切られました。これは、私が悪いんですか?」

「免許不携帯で切符を切られました。これは、私が悪いんですか?」
 
 そんな質問が、大手質問投稿サイトに投稿され、話題を集めています。回答は33件にのぼり、様々な反響があったようです。
 
 いったいどんな声があり、実際どんな問題があるのでしょうか。

 投稿者は、原付で家を出たところ、最初の交差点の手前で、財布を忘れたことに気づいたといいます。

 取りに帰ろうと引き返したところに、バイクに乗った警官が追いかけてきたそうです。

 その警官は「そこで、一時停止の取り締まりやってるんだけど、なんで逃げるの?」と質問。投稿者は「逃げてません。財布を忘れたのを思い出して取りに帰るところです」と反論します。

 警官は「じゃあ、免許証見せて!」と言いますが、財布に免許証が入っているので、当然今は不携帯という状況です。

 投稿者は「だ~か~ら~、財布を忘れて取りに帰るところなんだって!」「家がすぐそこなので、取って来てもいいか?」と警官に言いましたが、結局は「免許不携帯」で取り締まられてしまい、違反切符を切られたそうです。

 ちょうど家に置き忘れて取りに帰るところに、ジャストタイミングで現れた警官。

 投稿者は「出かける前に回覧板が回ってきて、財布を下駄箱の上に置いたのが間違いでした」と、朝からの間の悪さを嘆きつつ、「だいたい、警察が交差点で隠れているなんて知る由もありません」と怒り心頭。

「すぐに、家に帰って免許証をさっきの警官に見せても、一度切った切符は覆せないと言います。何故ですか?」としています。

■回答殺到!ユーザー達の「ありがたいお言葉」

 そんな質問に対し、集まった回答では「忘れたのは自分が悪いのだから罰を受けて当たり前!」「公道にでた時点で免許持ってなければ不携帯は常識だろ」「覆すも何も、事実なんでしょ? 免許不携帯で原付に乗っているところを止められたんですから。ニホンゴ、ワカリマスカ?」「最近 貴方みたいな常識の欠片も無く理解も出来ないような人が増えて警察も大変ですね」など、非があるのは投稿者のほうだという見方が大勢になっています。

イメージ画像イメージ画像

 また「警察官が隠れているかどうかは、あなたの行為には無関係です」「君が正義を主張する理由がわからん」「だ~か~ら~、財布を忘れて取りに帰るところなんだって!なんて言われたら、反省しているとは思えない」
と、神妙な態度を取れないことも問題だという声もあります。

 あるユーザーは「要するに酌量が欲しかったということでしょうけど、警察も難しいですよ」として、「見逃したことがニュースに出て、その警官が懲罰を喰らうことだってある。その警官に家族がいたら家に入れる給料が減るよ。今の世の中がそんな堅苦しくなければ、警官だって見逃してくれる人は多いはず」と、時代の堅苦しさも背景にあると話します。

 また別のユーザーは「点数がつく違反ではないので、ゴールド免許のままですよ」と言い、そんな深刻に悩むことではないとしています。

 そもそもどうすることが正解だったのかとして「原付きに乗らないで押して自宅に戻れば、(歩行者扱いなので)切符を切られる事はありません」とアドバイスしています。

 もっとも、今回の話の本質は、以下の回答に集約されていると言えるでしょう。

「うっかりすることは誰にでもあるんだが、うっかり人を轢いちゃいました、じゃ済まされないのだ。だから、うっかり忘れました、取りに行く途中だから切符切らないで、とは言えんのだよ」

 ※ ※ ※

 ちなみに、免許はあるけど免許証を身に着けていなかった場合、無免許ではなく「免許証不携帯」という違反になります。

 違反点数は付きませんが、反則金が一律「3000円」課されます。

 投稿者は批判の回答に腹が据えかねたのか、補足で「皆さん、生まれてから、一切忘れ物をしたことが無いんですね?」と結んでいます。

 とはいえ、今回は免許証不携帯をしでかしたことを批判されているのではなく、「自分は悪くない」と主張していることを問題視されていると言えるでしょう。

「運が悪すぎました…今度からは気を付けます」と素直な態度であれば、大手質問サイトとはいえ、同情してくれる回答が集まったかもしれません。

 また、自分の非を認める際に「でも、別に悪意があったわけじゃなくて」「聞いてよ。実はこういうことがあって」と、何かにつけて失点を最小限化しようと、自分の事情を主張する性格の人が、一定割合で存在します。

 道路上だけでなく、職場や家庭内でも、こういった「失点最小限化ムーブ」は、本人の意思とは違って「自分は悪くないアピール」と捉えられ、事態をややこしくします。まずは神妙に「非を認めるのみで、その場を完結させる」という心の余裕を持ちましょう。そういうメンタルが安全運転にもつながります。

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