日産が「“次期型”コンパクトSUV!?」公開! 斬新「カクカク」デザインが超カッコイイ! 新型「ジューク」示唆する「ハイパーパンク」銀座で実車展示
くるまのニュース / 2024年11月26日 13時10分
日産は2024年9月24日から、次期型「ジューク」とも噂されるコンセプトカー「ニッサン ハイパーパンク」を日産のショールーム「NISSAN CROSSING」で公開しています。どのようなクルマなのでしょうか。
■斬新だけど現実味も帯びた不思議なフォルム
日産は、2023年10月に開催された「ジャパンモビリティショー2023(JMS2023)」で世界初公開したコンセプトカー「ニッサン ハイパーパンク」を、東京都中央区銀座のショールーム「NISSAN CROSSING」で2024年9月24日から公開していまます。
斬新なデザインが目をひくコンパクトSUVのコンセプトモデルですが、次期型「ジューク」とも噂されています。果たして市販版はどのようなクルマになるのでしょうか。
2023年、日産が発表した長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」において、2030年度までに19車種のEVをふくむ27車種の電動車を導入し、日産とインフィニティ、両ブランドをあわせて55%以上の電動車モデルミックスを目指すことを発表しました。
欧州は2035年より、二酸化炭素を排出する乗用車と小型商用車の販売を禁止し、実質的にEVしか販売を認めない政策を掲げていました(2023年に「環境に良い合成燃料を使うエンジン車は認める」と条件の緩和を表明)。
英国にある日産のサンダーランド工場には「リーフ」、「キャッシュカイ」、「ジューク」の生産ラインがあります。
日産は欧州で販売する乗用車を、2030年までにすべてEVにすると発表しており、ガソリン車であるキャッシュカイとジュークも、次期モデルではクロスオーバーEVにすることを公表。
そして次期キャッシュカイは、「ジャパンモビリティショー2023」に出展されたEVコンセプトカーシリーズの「ハイパーアーバン」を、次期型(3代目)ジュークは「ハイパーパンク」を、それぞれインスパイアしたデザインになると明かしました。
ジュークは2010年に初代モデルの販売を開始。コンパクトSUVの先駆けとして注目を浴び、同年にグッドデザイン賞を獲得するなど、躍動的なデザインは高い評価を受けました。
欧州での人気は特に高く、欧州では2019年に2代目モデルがデビューを果たします。
一方日本では2020年、アジアや米国向けのコンパクトSUV「キックス」を後継車にして、ジュークの販売は終了しています。
国内では売られていない2代目ジュークですが、日産とルノーが共同開発したプラットフォームを採用しており、ボディサイズを拡大しながら軽量化を実現。
エンジンも初代モデルの1.5リッター・1.6リッターから、1リッター(ハイブリッド車は1.6リッター)へとダウンサイジングしました。足回りの性能も良く、着実に販売台数を伸ばしています。
そんなジュークの次期モデルのモチーフとされるハイパーパンク。
エクステリアは立体的で多角形を強調したデザインが施され、コンパクトなボディサイズながら23インチの大径ホイールを装着。
インテリアは和紙による折り紙をモチーフとし、和のテイストを盛り込ました。
力強さと斬新さ、そしてどこかアンバランスさを感じさせ、一見すると市販車とはほど遠い近未来的なものに映ります。
しかし振り返れば日産は過去に、同様の“仕掛け”をしています。
2009年にスイス・ジュネーブショーに出展したコンセプトカー「カザーナ」は、斬新すぎるフォルムが賛否を集めました。
しかし驚くことに、翌年の2010年にはそのカザーナのフォルムをそのまま踏襲したデザインをまとった初代ジュークが登場したのです。
同様の効果を狙っているとすれば、どこまで次期型ジュークにこのデザインが反映されるか楽しみなところです。
初代の約9年のモデルライフを踏襲するなら、3代目の次期型は2027年から2028年には発売されると推測されますが、世界で電動化の波が急激に進む中、計画が前倒しになる可能性もありそうです。
現在、欧州での急速なEV政策はトーンダウンをみせており、状況によってはハイブリッド車やPHEV車の追加という展開も考えられます。
新型ジュークの日本へ再導入もあるのかも含め、続報が待たれます。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
日産「“次期”スカイライン」登場しないのか? 待望の「V38型」は“全電動車”化か!? 現行型「異例の11年目」突入で今後はどうなる… 北米では「4ドアクーペ」コンセプトの姿も
くるまのニュース / 2024年12月22日 13時10分
-
トヨタ「“精悍”コンパクトSUV」がスゴイ! 「プリウス顔」で超カッコイイ「クーペ」スタイル! “2代目”「C-HR」なぜ日本で売らない!?
くるまのニュース / 2024年12月17日 13時10分
-
日産「次期シルビア!?」 スポーティな「高性能エンジン×後輪駆動」採用した“2ドアクーペ”が凄い! 超パワフルな「ターボ仕様」も用意した“斬新レトロ”な「IDx」とは!
くるまのニュース / 2024年12月12日 15時10分
-
日産「次期型マーチ!?」 斬新「丸目ライト」の旧車デザイン&ガバッと開く「大開口ドア」採用! “超静音モデル”予定の「20-23」公開から期待されることとは?
くるまのニュース / 2024年12月11日 18時10分
-
全長4.1mで600馬力! 日産「超“コンパクト”GT-R」がスゴい! 「V6ツインターボ」×4WDでまさかの“市販化”実現! 4ドアボディの「スーパースポーツSUV」どんなモデル?
くるまのニュース / 2024年11月28日 8時10分
ランキング
-
1今年流行った「大人の学び」が明らかに! 2025年に"注目すべきスキル"とは?
マイナビニュース / 2024年12月26日 17時3分
-
2トースターでお餅を焼くと中がかたいまま…上手に焼くコツをタイガーが伝授!「予熱」より「余熱」がおすすめ
まいどなニュース / 2024年12月25日 17時45分
-
3【10年に一度レベルの年末寒波】エアコン暖房の無駄を防ぐ部屋づくりのポイントは? - 節電の基本をダイキンが解説
マイナビニュース / 2024年12月26日 9時31分
-
4【MEGA地震予測・2025最新版】「能登半島地震以上の大きな地震が起きる可能性」を指摘 北海道・青森、九州・四国、首都圏も要警戒ゾーン
NEWSポストセブン / 2024年12月26日 11時15分
-
5「別にいいじゃない」ホテルのアメニティを大量に持ち帰る彼女にドン引き。ファミレスでも“常識外れの行動”に
日刊SPA! / 2024年12月26日 8時52分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください